海外FXのハイレバ手法は勝てない?資金管理のコツや注意点を解説
この記事は:
に公開されています
に更新されています
海外FXの数百倍というレバレッジを使った手法は、小資金からでも大きな利益を狙えることから注目を集めています。ただしそれを実践して勝つには、適切な取引手法や銘柄の選定、タイミングの見極めが欠かせません。また、損失額を限定するための資金管理も重要となります。
本記事ではハイレバ手法の例として、移動平均線との乖離やアジア時間の高値・安値を利用したトレード戦略を紹介します。さらに、損失額の管理方法や潜在的なリスクについても解説します。
海外FXのハイレバ手法とは?
ハイレバ手法とは、明確な定義があるわけではありませんが、一般的に高いレバレッジを活用して、元手資金に対して大きな利益を狙う取引スタイルを指します。
国内FXの最大レバレッジは25倍です。一方、海外FXでは数百倍や数千倍ものレバレッジをかけられ、少ない資金からでも大きな数量で取引できます。そのため、海外FXのハイレバ手法が特に注目されることがあります。
ハイレバレッジで何が変わる?
設定するレバレッジを高くすると何が変わるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。ここでは主な違いである次の3点について、それぞれ確認していきます。
最低限用意すべき取引資金
持ちたいポジションの大きさ(取引サイズ)が同じとき、高いレバレッジを設定するほど、最低限必要な証拠金(必要証拠金)が少額になります。つまり、少ない元手からトレードをしやすくなります。
証拠金とは、FXや株式などの取引を行う際に、トレーダーが担保として預ける資金のことです。また、必要証拠金とは、特定の取引を始めるために最低限預ける必要がある証拠金のことです。注文する数量やレバレッジの設定によって決まります。
例えば、ドル円を1ロット(10万通貨)取引するのに最低限必要な資金は、設定するレバレッジによって次のように変わります(1ドル = 150円のとき)。
- レバレッジ25倍のとき:60万円
- レバレッジ500倍のとき:3万円
レバレッジを高く設定すると、最低限用意すべき金額が小さくなることが分かります。
保有できるポジション量
用意できる取引資金が同額の場合、高いレバレッジを設定するほど、保有できるポジション量が増えることになります。
例として、取引口座に60万円が用意されていて、1ドル = 150円のときにドル円を取引するとします。このときに保有可能なポジション量は、設定するレバレッジによって次のように変わります。
- レバレッジ25倍のとき:1ロットまで
- レバレッジ500倍のとき:20ロットまで
設定レバレッジが高いほど大きなポジションを持てるため、ハイレバレッジのトレードで勝てれば、利益額を増やしやすくなるといえます。
損失リスク
高いレバレッジを設定し資金に対して大きなポジションを持つと、含み損も膨らみやすくなり、損失リスクが高まります。
例えば、先ほど見た通り、500倍のレバレッジを設定できれば、60万円の資金に対して最大20ロットのポジションが持てますが、最大量の20ロットで取引すると、大きな損失を出す可能性が高く非常に危険です。
最大量を設定すれば良いということではなく、「自分が許容できる損失額を超えることがないか」「トレード戦略が破綻しないか」といった観点から、ロットをを決める必要があります。
海外FXに関して「出金できるのか」という疑問を持つ人もいるかもしれません。実際、海外FXで出金拒否は起こっていますが、悪質な業者による出金拒否や規約違反による出金拒否に注意すれば、問題なく使えるケースが多いでしょう。ただし、「規約違反」かどうかは業者が決定できる点は理解しておく必要があります。
ハイレバ手法の例
海外FXで多くの利益を得るために、具体的なハイレバレッジ手法に興味がある人も多いのではないでしょうか。そこで、海外FXでのハイレバ手法の例として以下の2つを紹介します。*1
*1手法の例は、参考にできるアイデアの1つとして記載しています。常に利益をもたらすものではないことをお含みおき下さい。FXONはお客様のトレードライフをサポートし、共に成長することを目指しており、各コンテンツの内容が、皆様の取引戦略を洗練させるための情報の1つとしてお役に立つことを願っております。
移動平均線とエンベロープを使った手法
1つ目に紹介するのは、億トレーダーとして有名な、ぶせな氏が紹介している手法です。
概要
この手法では、相場が移動平均線から離れてまた戻りやすいという傾向を利用し、1分足での逆張りスキャルピングを行います。どれくらい離れたかを確認するためにエンベロープを用いています。
インジケーターを設定し、エントリータイミングなどを描画すると、以下のチャートのようになります。
詳細
この手法では、移動平均線とエンベローブを表示させて取引を行います。
移動平均線の設定は、期間を20、移動平均の種別をExponential、適用価格をCloseと設定します。エンベロープの偏差は0.1%、0.15%、0.2%、0.25%、0.3%、0.4%の6種類です。6種類を表示させる必要があるため、エンベロープは6つ適用します。
インジケーターを設定すると、チャート画面は以下のようになります。今回は、エンベロープの領域を①〜⑤として表記し、説明を進めます。
1分足チャートを表示させ、上記画像の①〜⑤の領域に価格が入ったらトレードチャンスとなります。買いでエントリーするなら以下のような流れで取引します。
- 価格が下落し、①の範囲に入ったら買いの準備をする
- 反転の下ヒゲを確認したら買う
- 利確と損切りは2pipsを目安として行う
注意点として、①の範囲に入ったらすぐに買うわけではありません。逆行のサインであるヒゲを確認してから、エントリーするというルールです。なお、ヒゲが確認できたら、終値の確定を待つことなくエントリーします。
上記ルールに従うと、以下の囲い枠部分のようなヒゲが出現したら、エントリーすることになります。
ヒゲとはローソク足の実体から上下に伸びている細い線のことです。ヒゲの長さは高値・安値から戻された値幅であり、反発の強さと捉えることができます。
以上が最も基本となる取引の流れです。続いては価格が①の範囲に入った後に、②〜⑤の範囲まで動き続けたケースを紹介します。
①よりも外側(②〜⑤)に価格が動いた場合も、より外側の範囲に入ってヒゲが出現したらエントリーをします。以下チャートの左側の動きなら、囲い枠部分でそれぞれトレードするものと考えられます。
利確と損切りの考え方についても、①の領域での取引と同じであり、2pips動いたら利確か損切りをします。
なお、利確と損切のpipsは極めて狭めに設定するため、なるべく低スプレッドな海外FX業者を利用することが重要です。
利確と損切りの2pipsは目安に過ぎませんが、損切りを小さく、利確を大きくすることが理想的です。取引に慣れてきたら、利益が伸ばせそうな場面では利幅を4pipsや5pipsに広げるなど、状況に応じた柔軟な対応も有効です。
さらに詳しい情報やその他のルールについては、以下のブログで確認できます。
アジア時間の高値・安値ブレイクで取引する手法
2つ目に紹介するハイレバ手法は、アジア時間の高値や安値のブレイクでエントリーする方法です。
概要
アジア時間(午前9時頃から午後5時頃)は、ロンドン時間やNY時間と比較して、取引参加者が少なくレンジを形成しやすいとされています。しかし、ロンドン時間に入る午後3時から4時頃は、取引参加者が増えて値動きが大きくなる傾向があります。
この特性を活かした手法が「アジア時間の高値・安値のブレイクアウト」です。
アジア時間とは、アジアの市場で取引がされる午前9時頃から午後5時頃を指します。ロンドン時間とは、ロンドン市場で取引がされる午後4時頃から翌日午前2時頃を指します。
この手法のメリットは、短時間で高いリターンを狙うことができる点です。
また、ブレイク直後に価格が戻ってきた場合にすぐ損切りを行ったり建値決済を迅速に行ったりすることで、損失も最小限に抑えることができ、ハイレバ取引にも適しているといえます。
詳細
この手法では、ロンドン時間が始まる約1時間前に、アジア時間の高値と安値を確認します。そして、ロンドン時間に入った後にその高値または安値がブレイクしたことを確認してエントリーします。
チャートの時間足としては、15分足や30分足などの比較的短い時間足がよく用いられます。取り扱う銘柄には特に制約はありませんが、アジア時間の高値と安値の幅、つまりレンジが狭い銘柄が好まれる傾向があります。
これは、レンジが狭いと、そのブレイク時に大きな値動きが発生しやすいためです。また、ブレイクの反対側に損切りラインを設定する際、狭いレンジであればリスクを抑えながらトレードができるという利点もあります。
実際のチャート(ポンド円・15分足)で確認してみましょう。
夏時間であると想定するなら、ロンドン時間の1時間前である午後3時頃にチャートを開きます。高値・安値を確認しながら取引する銘柄を決めておき、エントリーの準備をします。そして、高値をブレイクしたタイミングでエントリーします。
決済するタイミングを測るために、RSIなどのオシレーター系の指標を使うのも有効です。今回のケースでは、RSIが70付近になったタイミングで決済をすれば、20pips程度の利益を残せました。
オシレーター系指標とは、相場の買われすぎ、売られすぎを示唆するテクニカル指標のことです。RSIについては、70以上になると買われすぎ、30以下になると売られすぎと判断されることが多いです。
損切りや利確のルールにはさまざまな方法があります。例えば、損切りはエントリー位置から少し離れた位置に設定し、利確は値動きを見ながら都度判断する方法があります。また、損切りをレンジの反対側(アジア時間の安値付近)に設定し、利確を20pipsであらかじめ注文しておく方法も一つの選択肢です。
また、例として以下のような状況では取引を中止するのも取引の精度向上に役立つかもしれません。
- アジア時間の高値・安値の幅が20pips以上である
- ロンドン時間に重要な経済指標の発表を控えている
アジア時間の高値・安値ブレイクアウト手法は、トレーダーごとに細かな部分が異なります。そのため、最適なルールを見つけるためには、過去のチャートを検証し、自分に合った手法を練り上げていくことが重要です。
手法を学んだからといってすぐに上手くトレードできるとは限りません。実際に動くチャートで取引を行うことは、過去のチャートを遡って検証を行う環境とは大きく異なります。手法を学び、よく理解した上で、まずはデモ口座などで練習することが重要です。
海外FXのハイレバ手法で勝つためのアイデア
海外FXのハイレバ手法で勝つためのアイデアを紹介します。
上記はあくまで、ハイレバレッジ取引を有利にし得る要素であり、全てを取り入れる必要はありません。しかし、取り入れることで勝率が高まるポイントもあるかもしれません。
新しいトレードアイデアを採用するにあたって、事前に検証してみることは重要です。過去の相場で検証しながらブラッシュアップし、有効であると判断できれば、リアルトレードでも活用できる可能性があります。
スキャルピングを使う
海外FXでのハイレバレッジ取引では、よくスキャルピングが利用されます。スキャルピングとは、数秒や数分といった短い間に売買をかさね、利益を積み重ねていく手法です。
ハイレバレッジとスキャルピングが相性の良い理由は、スキャルピングが小さな値幅で利益を確定させる手法だからです。スキャルピングの特性上、短い値幅でもまとまった利益を得るためには、大きなロットで取引する必要があります。また、スキャルピングでは損切りが早期に行われるため、リスクも低減しやすくなります。そのため、スキャルピングとハイレバレッジ取引は相性が良いとされています。
その他の理由として、多くの海外FX業者がスキャルピングを許容している点や、約定拒否(リクオート)が発生しにくいとされるNDD方式を採用していることも挙げられます。これらの要素が組み合わさることで、ハイレバレッジ取引はスキャルピングとの相性がさらに良くなります。
スリッページも約定拒否(リクオート)も約定力に関する用語ですが、それぞれ別物です。スリッページは約定しているが注文時と価格がズレている状態、約定拒否は注文がFX業者に拒否されて約定しなかった状態を指します。
スプレッドの狭い銘柄を選択する
ハイレバレッジ取引を行う場合、スプレッドの低い銘柄選びは重要です。
スプレッドとは、買値と売値の差のことで取引を行う上でのコストに該当し、取引を行うたびに発生します。
先述の通りスプレッドは取引ごとに発生するため、取引回数が多くなりやすいスキャルピングでは損益への影響が大きくなります。そのため、スプレッドが狭い銘柄を選ぶことは、コストを削減し利益を最大化するために重要な要素といえます。例えばユーロドル、ポンドドル、ドル円などは流動性が高く取引が活発なためスプレッドが狭めに設定される傾向があります
また、スプレッドは銘柄によって異なるだけでなく、海外FX業者や口座タイプによっても異なります。適切なFX業者と銘柄を選定することで、ハイレバレッジ取引の損失リスクを低減させ、利益を出しやすくできるでしょう。
相場が大きく動く時間帯に注意する
ハイレバ手法で重要な点の一つが、相場が急変動するタイミングを把握しておくことです。
相場が大きく動く主なタイミングには以下のようなものがあります。
- 経済指標の発表時
- 市場が開く時間
- 節目の時間(例えば10時や11時など)
これらのタイミングは、注文が集中しやすく、市場が一時的に大きく上下に動いたり、レジスタンスラインやサポートラインを突破するきっかけになるケースがあります。
以下は2024年4月10日のドル円のチャートです。CPIの結果を受けて数日間抜けられなかった152円を一気に上抜けました。
仮に152円付近のレジスタンスで売りポジションを保有していた場合、CPIのタイミングで大きな損失を出してしまう可能性があります。この場合、CPIの発表のタイミングを把握していれば、損失を避けることができたかもしれません。
特にハイレバ取引を行っている場合、急激な価格変動によって、損切りや強制ロスカットを引き起こす可能性が高まります。そのため、このようなタイミングには特に警戒が必要です。
一方で、価格が大きく動く可能性があるタイミングを把握できていれば、そのタイミングを狙って取引を行うチャンスにもなり得ます。市場が大きく動きやすいタイミングを理解しておくことは、損失リスクを低減できるだけでなく、トレードチャンスを見つけることにもつながります。
自動売買プログラムを活用する
仕事が忙しいなどの理由から平日に取引を行う時間を割けない場合、自動売買プログラムを活用するのも良いかもしれません。MT4やMT5*1 では、EAという自動売買プログラムを運用することができます。
EAとは、MT4/MT5で動作する自動売買プログラムです。トレーダーは好きなEAを入手し、MT4/MT5上で稼働させることができます。EAは「MQL5コミュニティ」や「GogoJungle」などで入手できます。
EAは一度設定されれば、決められたルールに従って自動で売買を行います。仕事で忙しい昼間だけでなく、深夜の寝ている時間も取引が可能です。
また大量のポジションを一括で決済する場合は、手動よりもEAを使うほうが指定したレートで素早く注文を出しやすいでしょう。ハイレバスキャルピングをする場合、1秒の遅れが損失に結びつきますので、この点もEAを使うメリットといえます。
ただし自動売買ソフトは無数にあり、ハイレバレッジ取引に適したEAを選択するのは簡単ではありません。EAだからといって簡単に稼げるわけではない点は十分理解しておきましょう。
*1MT4、MT5は、MetaQuotes Ltdの商標または登録商標となります。
ロット数を計画的に決定する
ハイレバレッジを利用すればロットを上げやすくなりますが、ロットを上げすぎると一度で被る損失額が許容できない金額になる恐れがあります。やみくもにロットを上げるのではなく、1度に許容できる損失額から逆算して、ロット数を計画的に決定することが重要です。
例としてドル円を取引するとして、損失を3万円に抑えたい場合で考えてみます。この場合、損切り幅ごとのロット数は以下のようになります。
損切り幅 | 適正なロット |
10pips | 3ロット |
50pips | 0.6ロット |
100pips | 0.3ロット |
損切り幅 | 適正なロット |
10pips | 3ロット |
50pips | 0.6ロット |
100pips | 0.3ロット |
適正なロットは許容できる損失額や資金などによって異なります。許容損失額を決めておき、それに合ったロットを設定するクセを付けておきましょう。
自分に合った口座を選ぶ
ほとんどの海外FX業者は複数の口座タイプを用意しています。口座によって最大レバレッジ、ボーナスの有無、最低入金額などが異なるため、目的に合った口座を選ぶことも重要です。
例えば、資金が少ない場合、最低入金額が小さく、最大レバレッジが高い口座を選ぶのが良いでしょう。一方で、十分な資金を用意できるなら、最低入金額や最大レバレッジよりもスプレッドや取引手数料の優秀さを重視して口座を選択することができるでしょう。
ハイレバ取引に向いている海外FX業者の特徴
海外FXで取引するなら、ハイレバ取引に向いているFX業者の特徴を把握しておきましょう。
スキャルピングを許容している
海外FXのハイレバ手法では、スキャルピングを取り入れるケースが少なくありません。そのため、スキャルピングを許容している海外FX業者を選ぶようにしましょう。
ほとんどの海外FX業者はスキャルピングを認めていますが、一部の業者は禁止していたり、ポジション保有時間に制限を設けていたりします。スキャルピングを認めているのかどうかは、口座開設前に取引規約で確認しておくほうが良いでしょう。
なお、FXONではスキャルピングに関する制限がなく、有利なスプレッドでスキャルピングが行える環境を提供しています。約定環境にも力を入れており、取引コストを抑えつつ、快適にお取引頂けるよう努めています。
ゼロカットシステムを導入している
ハイレバ取引をするなら、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選んで下さい。
ゼロカットシステムが導入されていれば、業者が口座残高のマイナス分を負担してくれるため、借金を負うリスクを考えずに取引ができます。
ゼロカットシステムとは、万が一口座残高がマイナスになった場合でも、FX業者がマイナス分を負担してくれる制度のことです。海外FXではゼロカットシステムがあるおかげで、損失は口座残高に限定されます。
ゼロカットシステムを導入していないFX業者でも、ハイレバ取引はできます。しかし、万が一ロスカットに遅れが生じたなら、口座残高を超える損失が出る恐れがあり危険です。
ゼロカットシステムはほとんどの海外FX業者が採用していますが、特に認知度が低い海外FX業者の利用を検討している場合は、忘れずに確認しておくと良いでしょう。
レバレッジ制限が緩やか
レバレッジ制限の厳しさも重要な要素となります。
レバレッジ制限とは、一定の条件によって最大レバレッジが小さくなる仕組みです。口座残高(有効証拠金)が大きくなったことに伴い、最大レバレッジを引き下げられるケースがよく見られます。
例として、知名度の高い海外FX業者の状況を確認してみましょう。
最大レバレッジ | 口座残高 |
1,000倍 | 5~40,000ドル |
500倍 | 40,001~80,000ドル |
200倍 | 80,001~200,000ドル |
100倍 | 200,001ドル~ |
最大レバレッジ | 口座残高 |
1,000倍 | 5~40,000ドル |
500倍 | 40,001~80,000ドル |
200倍 | 80,001~200,000ドル |
100倍 | 200,001ドル~ |
最大レバレッジ | 口座残高 |
500倍 | 上限なし |
最大レバレッジ | 口座残高 |
500倍 | 上限なし |
最大レバレッジ | 口座残高 |
1,000倍 | 7,000ドル未満 |
500倍 | 7,000以上 50,000ドル未満 |
250倍 | 50,000以上 200,000ドル未満 |
100倍 | 200,000 ドル以上 |
最大レバレッジ | 口座残高 |
1,000倍 | 7,000ドル未満 |
500倍 | 7,000以上 50,000ドル未満 |
250倍 | 50,000以上 200,000ドル未満 |
100倍 | 200,000 ドル以上 |
海外FX業者によってレバレッジ制限の条件は異なります。例えばFXONの場合、通貨ペアであれば口座残高が7,000ドル(約105万円程度)を超えるまでは、1000倍のレバレッジで取引できるということになります。
取引に利用する資金額を思い浮かべ、適用されるレバレッジを確認してからFX業者を選びましょう。
レバレッジ制限のルールは、同じFX業者であっても口座や取引する銘柄によって異なることもあります。利用したい口座や銘柄ごとにも確認しておきましょう。
ボーナスがもらえる
取引コストよりもボーナスを重視する場合は、ボーナス提供に積極的な業者を選ぶ必要があります。
各海外FX業者の口座開設ボーナスと入金ボーナスの状況を比較してみましょう。
業者名 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
XMTrading | 13,000円 |
【ボーナス1】
・付与率:100% ・上限額:500ドル
【ボーナス2】*2 ・付与率:20% ・上限額:10,000ドル |
HFM | なし |
・付与率:20% ・上限額:670,000円 |
FXGT | 15,000円 |
・付与率:100% ・上限額:80,000円 |
IS6FX | 3,000円 |
・付与率:100% ・上限額:60,000円 |
業者名 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
XMTrading | 13,000円 |
【ボーナス1】
・付与率:100% ・上限額:500ドル
【ボーナス2】*2
・付与率:20% ・上限額:10,000ドル |
HFM | なし |
・付与率:20% ・上限額:670,000円 |
FXGT | 15,000円 |
・付与率:100% ・上限額:80,000円 |
IS6FX | 3,000円 |
・付与率:100% ・上限額:60,000円 |
*1ボーナスに積極的なFX業者をピックアップしています。
*2【ボーナス1】を全てもらった後に獲得できるようになります。
ボーナスをたくさんもらうためには、ボーナスの付与率・付与額だけでなく、上限額にも注目して下さい。自分が入金する金額と照らし合わせて、最もお得なFX業者を見つけましょう。
また複数のFX業者で口座開設して、それぞれボーナスをもらって取引するのも良いでしょう。
利用するFX業者がボーナスに積極的であっても、全ての口座がボーナスの対象とは限りません。スプレッドが狭い口座はボーナス対象外となる傾向にあります。
安全性が高い
海外FX業者選びでは、安全性を確認することも忘れないで下さい。
安全性の低い業者を利用していると、出金拒否などに遭う恐れがあります。出金拒否に遭えば、入金したお金も、取引で得た利益も出金できません。
よって、安全性に関する以下のようなポイントも確認する必要があるといえます。
- いずれかの国の金融ライセンスを取得している
- 不正な出金拒否をされたという口コミがない
- 預かった資金の管理方法を公式サイトに明記している
- 豪華すぎるボーナスキャンペーンを頻繁に開催していない
特に参考にしやすいのが、金融ライセンスの取得有無です。ライセンス発行国のサイトを確認すれば、保有しているかどうかが分かります。
金融ライセンスを取得しているFX業者には、ある程度の資金力があり、その国の規制のもとで運営されることが期待できます。そのため比較的信用できるでしょう。
海外FXでハイレバ手法を使う際の注意点
海外FXでハイレバ手法を使う際には、いくつか注意点があります。
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
指標トレードなどは禁止されることも
ハイレバ取引を使えば、値動きの大きい時間帯を狙うことで、多くの利益を得られる可能性があります。
しかし、経済指標発表の前後や月曜日の窓開けを狙って、ハイレバレッジ取引をすることはおすすめできません。経済指標発表時や窓開けのみを狙った取引は、多くの場合、禁止されているためです。
禁止されている行為をすれば、これまでの利益が没収されたり口座凍結をされたりします。経済指標発表時や月曜日の早朝に取引する場合は、規約を細部まで確認しておく必要があります。
窓開けとは、主に金曜日の終値と月曜日の始値の間に大きな価格差が生じ、チャート上に隙間ができる現象のことです。これは、土日に何らかの要因で為替レートが大きく変動したことを示しています。窓が開いた場合、指値で注文していたとしても、月曜日の始値のレートで約定する可能性があるため注意が必要です。
複数口座での両建てはできない
ボーナスキャンペーンを積極的に行っている海外FX業者では、複数口座や複数業者間での両建てが禁止であるケースがほとんどです。
なお、ボーナスを利用した複数口座での両建てとは、以下のような手順で行われる取引です。
- 入金ボーナスを提供する業者Aと業者Bに10万円ずつ入金する
- 業者Aでドル円をロングする
- 業者Bでドル円をショートする
- 何らかの理由で相場が大きく傾く
- 片方の業者ではロスカットされる
- もう片方の業者では含み益が伸びる
この取引をイメージ化すると、以下のようになります。
上記の方法であれば、トレーダーは相場が上がっても下がっても利益を出せる可能性があります。高いレバレッジをかけた場合、非常に大きな利益を残せると期待できます。
しかしこの手法はボーナスアービトラージと呼ばれることもあり、ほとんどの海外FX業者で禁止されています。口座凍結などの厳しいペナルティを受ける可能性もあるため、このような取引は避けて下さい。
メンタル的な負担が大きい
ハイレバ手法で多くの利益を狙う場合、大金を失うリスクと隣り合わせでのトレードを強いられます。
リスクを取りすぎてしまい、3ヶ月分の給与と同額の含み損を抱えている状況を想像してみて下さい。いつ損失が確定してもおかしくはなく、相場の値動きが気になってしまうでしょう。当然、損切りを躊躇なく実行するのは困難です。
負担が少ないと感じるトレード方法は人それぞれ
トレード方法の選び方は、人それぞれの性格やライフスタイルに大きく依存します。ハイレバレッジ取引が自分に合わないと感じる場合、無理にリスクを取る必要はありません。ハイレバレッジはあくまで選択肢の一つに過ぎません。
落ち着いて取引したい場合は、ロットサイズを抑え、スイングトレードを試みるのも一つのアプローチです。短期間でトレードを完了させるほうがストレスが少ないと感じる人もいれば、レバレッジを低めに設定し、長期間ポジションを保有するスイングトレードのほうが安心できると考える人もいます。
重要なのは、自分の性格やライフスタイルにマッチするトレードスタイルを見つけることです。他人の方法をそのまま真似するのではなく、自分にとって負担が少なく、継続できるトレードスタイルを選ぶことが、長期的な成功につながるでしょう。
ハイレバ手法で大きな利益を狙うには、念入りな準備が鍵
海外FX業者を利用したハイレバレッジ取引では、より大きな利益を狙える一方で損失リスクも高まります。そのため、この取引方法に挑戦する際は、適切な資金管理が不可欠であり、自分に合った銘柄や取引時間帯を慎重に選ぶことが成功の鍵となります。
まずは、レバレッジやスプレッドなど条件が有利な口座を選び、デモ口座や少額資金で実践して、自分のペースで無理なく挑戦してみて下さい。
なお、FXONでは有利なスプレッドとハイレバレッジを利用したトレードを行って頂けます。最大レバレッジが主要な為替銘柄では1,000倍、貴金属銘柄では500倍と、資金効率が高めやすい取引環境でのトレードをぜひお試し下さい。
この記事はお役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています
貴重な意見をいただきありがとうございます。
関連する記事
に公開
に更新
に公開
に更新
に公開
に更新
に公開
に更新
に公開
に更新