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海外FXで複利運用|単利との違いや1億円にする複利計算を解説

海外FXで複利運用|単利との違いや1億円にする複利計算を解説

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複利運用とは、利益を再投資して元本を増やすことで収益拡大を狙う運用法です。利益を出し続けられる限りでは、運用期間が長期になるほど資産の増え方を早められる点が特徴です。FXにおいても複利運用の考え方は採用でき、これによる収益拡大を狙えます。

しかし、海外FXで複利運用をするにあたっては、いくつかの注意点やコツがあります。この記事では複利運用の基本や、複利計算の方法などを解説します。

海外FXの複利運用の基礎知識

まずは、複利運用の基本を確認しましょう。トレード手法が同じであっても、運用方法を単利から複利に変えるだけで資産の増加ペースが加速します。特にこの点に注目して、基本を確認していって下さい。

単利と複利の違い

単利と複利は、主に金融商品の運用における利益の計算方法を指しますが、資産の運用方法やその増え方を説明する際にも用いられています。

資産の運用という文脈において、単利と複利の違いは利益分を再投資するかどうかにあります。

単利と複利の違いのイメージ

単利では、利益を得たとしても運用資金に加えません。FXにおいて単利運用を行う場合、トレードで得た利益は次回のトレードの元手に加えず、出金するなどして価格変動リスクにさらされないように取り扱います。利益を得たとしても、毎回同じロット数で取引をしていくイメージです。

一方、複利では、利益分を運用資金に加えます。FXにおいて複利運用を行うなら、トレードで得た利益は次回のトレードの元手に含めます。この場合、トレードで勝つほど運用資金が大きくなり、それだけロット数も大きくなっていきます。

資産の増え方が異なる

単利運用と複利運用では、資産の増え方が異なります。利益率が一定したプラスの値であるなら、単利では資産が一定のペースで増えていくのに対し、複利では、時間とともに資産の増加ペースが加速していきます。

単利と福利の違い

取引手法が同じであっても、複利の力を使うことで、資産の増加率を加速させることができるのです。

複利運用に向いている人の特徴

複利運用に向いている人は、次の特徴を持っています。

長い期間、安定して利益を出せるトレードを行える

複利運用では、トレードの利益を運用資金に加えることで、どんどん元手を増やし、収益を増やしていくことを狙います。この性質上、長い期間、継続して利益を出すことが重要になります。

また、利益率が安定していることも大切です。途中で大きな損失を出すと、大幅に元手が減ってしまい、戦略が破綻しかねないからです。

継続的かつ安定的に利益を出すための主な手段は、一定の利益率を出せるトレード手法を身に付け、それを継続することでしょう。このためには、一つの取引手法を磨き上げ、長期にわたって同じ取引をしていく必要があります。

したがって複利運用に向いている人は、継続力と忍耐力のある人だといえるでしょう。

資金に余裕がある

基本的に、複利運用は長期的な戦略です。そのため、実行するなら、取引口座の資金を切り崩すことなく、継続して運用していくことが望ましいです。

資金に余裕がない場合、何らかの要因で資金が必要になると、取引口座の資金を引き出すことになるかもしれません。そうすると、積み上げてきた複利効果が損なわれてしまいます。一方、病気などによる突発的な出費に対応できるほどの貯蓄があれば安心です。大きな支出が必要になる予定がないなら、より好ましい状況です。

また貯蓄が十分なら、仮にトレード手法が通用しない相場が訪れたとしても精神的な負担が軽くなり、乗り切れる可能性が高まるでしょう。この点でも、資金に余裕があることは重要です。

海外FXで複利運用をするメリット

海外FXで複利運用をすることには、以下のようなメリットがあります。

ボーナスを元本にできる

複利運用で大きな成果を早く出すには、最初のうちから、なるべく多くのトレード資金を用意する必要があります。この資金の用意をサポートしてくれるのが、海外FX業者が提供するボーナスです。

ボーナスには以下のようなさまざまな種類がありますが、多くの場合、いずれも証拠金として使えます。

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運用資金を増やせるサービス
ボーナスの種類 ボーナスの付与条件
口座開設ボーナス 新規口座開設で付与
入金ボーナス 入金額に応じて付与
取引ボーナス*1 取引量に応じて付与*2
ボーナス 付与条件
口座開設ボーナス 新規口座開設で付与
入金ボーナス 入金額に応じて付与*1
取引ボーナス 取引量に応じて付与*2

*1ロイヤルティプログラム、ポイントプログラムと呼ばれることもあります。

*2証拠金や現金、または景品と交換できるポイントが付与される場合もあります。

例えば、20%入金ボーナスを活用して25万円を入金したら、5万円分のボーナスを受け取ることができます。そして、5万円のボーナスを含む30万円分の証拠金で取引を始めることができます。

notice
出金ルールが厳しい傾向にある

基本的にボーナスありのFX業者では、出金ルールが厳しく設定されています。例えば、口座間や業者間の両建てが見つかったなら、悪意がなかったとしても規制対象となり、出金額が制限されることがあります。これはボーナスの悪用を防ぐためですが、特に長期的な運用をするトレーダーにとっては懸念となります。

高いレバレッジにより少額からでも取引しやすい

海外FXでは、数百倍という高いレバレッジを使えます。この高いレバレッジを利用すれば、取引をするのに最低限必要な資金が少なくなります。つまり、少額の元手からでも取引にチャレンジしやすくなります。

この環境を活用して、小さいロットで実践的な経験を積んでいくことも可能です。小さなロットで経験を積み、利益を一貫して生む手法が確立されれば、複利運用という選択肢に現実味が帯びてきます。

また高いレバレッジを適切に使えば、証拠金維持率を高く保ち、ロスカットに遭うリスクを下げられる可能性があります。これも海外FXを使うメリットです。

knowledge
証拠金維持率とは?

証拠金維持率とは、口座の残高と保有しているポジションの必要証拠金の割合を示すものです。計算式は「証拠金残高 ÷ 必要証拠金 × 100」です。用いるレバレッジが高いほど必要証拠金が減るため、証拠金維持率を高く保ちやすくなります。

さまざまな銘柄を運用対象にできる

多くの海外FX業者では、国内FX業者よりも幅広い銘柄が提供されています。

クロス円やドルストレートなどのメジャー通貨ペアに加えて、マイナーやエキゾチックと呼ばれる通貨ペアも取引できることが多いです。また海外FXでは基本的に、CFD銘柄として仮想通貨(暗号資産)や個別株、株価指数なども取引可能です。

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主な海外FX業者で取引できる銘柄
商品 A社 B社
FX銘柄 55 96
仮想通貨 58 35
個別株 1,300 97
株価指数 29 10
貴金属 5 15
エネルギー 8 3
コモディティ 8 提供なし
商品 A社 B社
FX銘柄 55 96
仮想通貨 58 35
個別株 1,300 97
株価指数 29 10
貴金属 5 15
エネルギー 8 3
コモディティ 8 提供なし

取引できる銘柄が豊富であれば、戦略が広がります。リスクを分散させたり、市場の状況に合わせて取引する銘柄を切り替えたりできるので、複利運用にも良い影響をもたらすと考えられます。

海外FXのCFD銘柄を解説!CFD取引の意味や国内外の業者比較も紹介

海外FXで複利運用するデメリット

複利運用は、長期にわたり継続することで効果を高められる戦略です。そのため、複利運用をするなら基本的に、長い期間トレードを行うことになります。

長い期間トレードを行うという点で、海外FXには以下のようなデメリットがあります。

これらのデメリットを確認し、適切に準備をしていくことが大切になります。

業者の破綻で資金を失うリスクがある

不健全な海外FX業者を利用している場合、その業者の破綻によって預けた資金を失う恐れがあります。

海外FX業者は、日本国内の規制の手が届きづらい存在です。悪質な出金拒否を行ったとされるも、特に罰則を受けず、そのまま返金を行わなかったというような事例もあります。したがって、海外FXを利用する場合、業者選びが重要になります。

SNSの普及により、悪質な業者の不正行為が速やかに共有されるようになりました。例えば、X(旧Twitter)で「業者名 + 評判」といった検索をすることで、現役ユーザーの評価を参考にできます。

また、金融ライセンスの有無も確認すべきポイントです。ライセンスを発行する機関は自らが許可した業者を監督する責任を持ち、基準を満たしているかをチェックしています。そのため、厳しい規制の下にある業者は、信頼度が高いと考えることができます。

海外FXの金融ライセンスとは?13の発行国の規制内容や注意点を解説

一度の失敗で資金の大半を失うリスクがある

海外FXでは高いレバレッジを利用できます。高いレバレッジによって、一挙に大きな利益を得られる可能性が高まります。しかし同時に、一度の失敗が強制ロスカットにつながり、大半の資金を失うというリスクも高まります。

資金の大半を失うようなミスは、ロット数が増えるほど起こりやすくなる可能性があります。ロット数が増えるほど、1トレードあたりの損益が大きくなり、ストレスを感じやすくなると想定できます。このストレスの蓄積が感情的なトレードにつながり、ミスが起きやすくなるというわけです。

複利運用が順調に進めば、上記のような状況になる可能性があります。その際に感情的になって全てを失わないために、対策しておく必要があるでしょう。

knowledge
リスク軽減のための対策例

多くの資金を失うリスクを軽減するための対策としては、レバレッジの設定を必要最低限まで下げることが挙げられます。トレードごとに適切なロットを決め、実効レバレッジを抑えることなども有効でしょう。

FXの複利計算に役立つ知識

複利計算とは、利益を再投資していく複利運用によって、どれくらいの収益や収益率が実現するかを計算することです。事前に行っておけば運用状況をイメージしやすくなり、いくらの元手で始めるべきかや、何ヶ月くらい継続すべきかなどを決めやすくなります。

注意したいのは、FXの複利計算では比較的短期の収益率に注目するという点です。一般的な投資の複利計算で注目するのはより長期の収益率であり、例えば、株式投資では1年間の利回りに注目します。

一方、FXの複利運用で主に用いるのは、以下の3つの期間における収益率です。

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複利計算に用いる3つの収益率
項目 内容
日利 毎日の取引の収益率
週利 1週間の取引の収益率
月利 1ヶ月間の取引の収益率
項目 内容
日利 毎日の取引の収益率
週利 1週間の取引の収益率
月利 1ヶ月間の取引の収益率

トレーダーはこれらの収益率をベースとして、どれくらいの期間で資金を2倍、3倍に増やしていくかを計画します。

例えば、月利5%でデイトレードを行う場合、100万円の資金は1ヶ月後に105万円になります。さらに、2ヶ月後には110万円、3ヶ月後には116万円に増加していると想定できます。

point
自信を持てたらロット数を増やす

トレード手法に自信を持てたらロット数を増やすというやり方が主流です。ロット数を増やすとリスクが高まりますが、より短いスパンで資産を築いていくことができます。

72の法則と115の法則を活用しよう

「72の法則」と「115の法則」は複利計算をするときに便利な計算式です。

72の法則は、複利運用の行う結果、どれくらいの期間で資産が2倍になるのかを求められる計算式です。115の法則は、どれくらいの期間で資産が3倍になるかを求めるために使われます。

まずは、72の法則の計算式を確認してみましょう。

icon_tryangle_black
72の法則の計算式
資金が2倍になる期間 ≒ 72 ÷ 収益率(%)

上の計算式の「収益率」には、月利を当てはめることも、日利や週利を当てはめることも可能です。例として、日利3%・週利3%・月利3%という3つの条件下で、元手が2倍になる期間をそれぞれ計算します。

icon_tryangle_black
元手が2倍になるまでの期間
収益率 期間
日利3% 72 ÷ 3 = 24日
週利3% 72 ÷ 3 = 24週
月利3% 72 ÷ 3 = 24ヶ月
収益率 期間
日利3% 72 ÷ 3 = 24日
週利3% 72 ÷ 3 = 24週
月利3% 72 ÷ 3 = 24ヶ月

上の表より、収益率が月利3%のトレード手法を用い、10万円の元手で複利運用をしていく場合、24ヶ月程で、2倍の20万円に達することが分かります。

続いて、115の法則の計算式を確認してみましょう。

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115の法則の計算式
資金が3倍になる期間 ≒ 115 ÷ 収益率(%)

72の法則と同様に、上の計算式の「収益率」には、月利を入れても、週利や日利を入れても計算できます。例として、日利3%・週利3%・月利3%という3つの条件下で、元手が3倍になる期間をそれぞれ計算します。

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元手が3倍になるまでの期間
収益率 期間
日利3% 115 ÷ 3 = 38.3日
週利3% 115 ÷ 3 = 38.3週
月利3% 115 ÷ 3 = 38.3ヶ月
収益率 期間
日利3% 115 ÷ 3 = 38.3日
週利3% 115 ÷ 3 = 38.3週
月利3% 115 ÷ 3 = 38.3ヶ月

上の表より、収益率が月利3%のトレード手法を用い、10万円の元手で複利運用をしていく場合、38.3ヶ月程で、3倍である30万円に達することが分かります。

72の法則と115の法則で求められるのは、あくまで目安の期間です。しかしこれらを使えば、小難しい計算をすることなく、資産が増えるのにかかる期間をおおまかに計算できます。目標金額を稼ぐまでのイメージを固めるのに役立ちます。

FXで複利運用を行うにあたって知っておきたい点

FXで複利運用を行うにあたって、以下の点については前もって知っておきましょう。

焦らずに取引していくことが重要

複利運用の根本にある考え方は、長期にわたってトレードを続け、雪だるま式に資産を増やしていくことです。長期戦である点を念頭に置き、月利ベースで考えていくことが基本となるでしょう。

上記のように考えることで、毎回のトレードの勝ち負けや、1日の成績に対して感情的になることを減らせるでしょう。無計画に利益を追求して複利運用のペースを崩すことも少なくなるはずです。

繰り返しとなりますが、複利運用では急いで利益を追求しないことが重要です。勝てるトレード手法を確立しさえすれば、以下のように着実にスケールアップしていけます。

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収益率5%で複利運用していく様子
期間 10万円スタート*1 500万円スタート*1
1ヶ月 105,000円 5,250,000円
2ヶ月 110,300円 5,510,000円
3ヶ月 115,800円 5,788,000円
1年後 179,600円 8,979,000円
商品 10万円スタート*1 500万円スタート*1
1ヶ月 105,000円 5,250,000円
2ヶ月 110,300円 5,510,000円
3ヶ月 115,800円 5,788,000円
1年後 179,600円 8,979,000円

*1先頭から5桁目を四捨五入しています。

得られる利益はスタート時に用意できる元手によって異なります。しかし、10万円スタートであっても500万円スタートであっても、収益率が一定のトレードを再現できるなら、資産は増えていきます。そのため、焦る必要はありません。

notice
利益5,000円も25万円もやり方は同じ

1ヶ月後の稼ぎが5,000円しかないからといって、「早く稼ぎたい」という欲望に負けないようにしましょう。元手が10万円でも500万円でも、やり方は同じです。継続した人だけが、複利効果の恩恵を受けられます。

稼ぎたい金額から運用期間を逆算することも有効

複利運用の計画の立て方には、稼ぎたい金額を先に定め、必要な期間を逆算するという方法もあります。

例として、元手が10万円で目標金額を1億円と設定します。月利10%で運用するとして、目標金額到達までにかかる期間をシミュレーションしてみましょう。

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月利10%で10万円が1億円になる期間
期間 資金*1
0ヶ月 100,000円
6ヶ月 177,000円
12ヶ月(1年) 314,000円
24ヶ月(2年) 985,000円
36ヶ月(3年) 3,090,000円
48ヶ月(4年) 9,700,000円
60ヶ月(5年) 30,400,000円
72ヶ月(6年) 95,600,000円
73ヶ月(6年1ヶ月) 105,000,000円
期間 資金*1
0ヶ月 100,000円
6ヶ月 177,000円
12ヶ月(1年) 314,000円
24ヶ月(2年) 985,000円
36ヶ月(3年) 3,090,000円
48ヶ月(4年) 9,700,000円
60ヶ月(5年) 30,400,000円
72ヶ月(6年) 95,600,000円
73ヶ月(6年1ヶ月) 105,000,000円

*1先頭から4桁目を四捨五入しています。

月利10%のトレードを継続した場合、6年1ヶ月で10万の元手が1億円を超える計算になります。しかし、月利10%を何年も継続するというのは現実的ではありません。

そこで、より実現可能性が高い月利5%で再度シミュレーションします。

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月利5%で10万円が1億円になる期間
期間 資金*1
0ヶ月 100,000円
6ヶ月 134,000円
12ヶ月(1年) 180,000円
24ヶ月(2年) 323,000円
36ヶ月(3年) 579,000円
48ヶ月(4年) 1,040,000円
60ヶ月(5年) 1,870,000円
72ヶ月(6年) 3,350,000円
84ヶ月(7年) 6,020,000円
96ヶ月(8年) 10,800,000円
108ヶ月(9年) 19,400,000円
120ヶ月(10年) 34,900,000円
132ヶ月(11年) 62,700,000円
144ヶ月(11年10ヶ月) 102,000,000円
期間 資金*1
0ヶ月 100,000円
6ヶ月 134,000円
12ヶ月(1年) 180,000円
24ヶ月(2年) 323,000円
36ヶ月(3年) 579,000円
48ヶ月(4年) 1,040,000円
60ヶ月(5年) 1,870,000円
72ヶ月(6年) 3,350,000円
84ヶ月(7年) 6,020,000円
96ヶ月(8年) 10,800,000円
108ヶ月(9年) 19,400,000円
120ヶ月(10年) 34,900,000円
132ヶ月(11年) 62,700,000円
144ヶ月(11年10ヶ月) 102,000,000円

*1先頭から4桁目を四捨五入しています。

月利5%のトレードでは、11年10ヶ月で、元手の10万円が1億円を超えました。複利運用で億り人を目指したいという場合、このような運用が目標になりそうです。

以上のように、元手に対して稼ぎたい金額を設定し、実現可能な月利を想定することでおおまかな複利運用の計画を建てることができます。

point
月利5%の複利運用は年利で約80%

FXで月利5%を狙う例を取り上げましたが、月利5%は年利にして約80%です。他方、株式投資で目指す年利は5%ほどです。FXには大きく資産を失うリスクがあるため、単純に比較はできませんが、FXで目指せる収益性が非常に高いということがあらためて分かります。

海外FXの複利運用に関する注意点

海外FXの複利運用に関する注意点も確認しておきましょう。

ロットを増やした直後の連敗に注意

複利運用を行う場合、資金が増えるにつれてロットを増やす必要が出てきます。ロットを増やすと、トレードごとの利益が増える反面、損切りになる金額も増えることを考慮しなければなりません。

ロットを増やした直後に連敗してしまった場合、資金が急激に減るだけでなく、心理的にも大きなダメージを受けてしまう可能性があります。このような事態を防ぐために、損切りが資金の2%以下になるようにロットを調整するなどのリスク管理を行いましょう。

短期トレードの限界に注意

短期トレードでの複利運用は、いつか限界を迎えます。一回の注文で約定できるロット数には、実質的に上限があるからです。取引金額が大きくなるほどスリッページや約定拒否が起こりやすく、余計なコストが発生しやすくなります。

ただし、この問題は大口トレーダーが考慮すべきもので、取引数量が数十ロット(数百万通貨)など、まとまった数量での取引が視野に入ってから検討すれば良いでしょう。なお、複数の業者に同時発注するツールを使うことで、この問題はある程度解消できます。

海外FXの複利運用で効率的に資産を増やそう

海外FXでの複利運用は、安定して利益を上げる手法を持つトレーダーにとって、資産を増やす効果的な手段となります。

トレードで連敗して資金が減少することもありますが、ロット数を適切に管理し、低いコストで複利運用を続けることにより、長期的には資産を大きく増やせる可能性があります。

少額から始めても、複利の力と時間を味方につければ、大きな資産を築いていけます。そのためにも、まずは確信が持てるトレード手法を習得し、そのスキルに磨きをかけていきましょう。

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