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海外FXで主流の取引ツール「MetaTrader」には、「MetaTrader 4(MT4)」と「MetaTrader 5(MT5)」の2バージョンが存在します。MT4とMT5どちらも提供している海外FX業者が多く、「MT4とMT5って具体的にどう違う?」「どっちを選べばいいの?」と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
また、国内FX業者でMT4/MT5を導入しているところは少ないため、海外FXのツールを知っておきたいという事情もあるでしょう。
この記事では、MT4とMT5の違いやそれぞれの特徴を比較した上で、どのようなトレーダーにおすすめかを解説します。
「MetaTrader(メタトレーダー)」は、ロシアの企業である「Meta Quotes Software社」が開発した取引プラットフォームです。高度なチャート機能、テクニカルインディケーター、自動売買機能を備えており、FX取引において世界で最も利用されています。
日本居住者向けサービスを提供している海外FX業者のほとんどがMT4/MT5を導入しているため、海外FXでは基本的にMT4/MT5で取引することになります。利用できるバージョンは「MetaTrader 4(MT4)」「MetaTrader 5(MT5)」の2つがあり、MT4のほうが古いツールではありますが、利用者数はMT5を上回っています。
なお、海外FX業者の中には、「cTrader」という裁量トレードに特化している取引ツールを提供しているところもあります。
「MetaTrader 4(MT4)」はMetaQuotes社から2005年にリリースされ、既に20年近く利用されている歴史ある取引ツールです。リリース時点でFX向けの取引ツールは多数存在していたものの、「高度なチャート分析機能」「自動売買機能」「操作性の良さ」「カスタマイズ性」など革新的な機能により、瞬く間に大人気のツールとなりました。
その完成度の高さや外部ツールの豊富さから、後継機のMT5がリリースされても、今なお数多くのトレーダーがMT4を利用しています。ただし、開発元のMetaQuotes社はこの状況をあまり好ましく思っておらず、MT5への移行を促すためMT4を段階的に廃止していくことを発表しています。2023年現在、MT4の新規アップデートはほとんど停止されている状況です。
MT4のサポート体制に力を入れなくなったということは、今後よほどのトラブルが無い限り、アップデートされません。細かな改善点があってもアップデートされる可能性が低いため、ほぼ現状のスペックで今後も利用を続けることになります。
MT4に代わる後継モデルとして、2010年にMeta Quotes Software社がリリースしたのが、「MetaTrader 5(MT5)」です。MT5ではMT4で不足していた点を補う意味で、スペックが大きく高められた他、さまざまな機能が搭載されました。具体的には、メモリ向上による動作速度の改善、便利な取引機能の追加などです。
現役でサポートを受けられるMT5は、定期的なアップデートを実施しており、動作の安定性やセキュリティ面が日々改善されています。
元々MetaQuotes社はMT4のサポートを打ち切り、MT5の普及を促進させる予定でした。しかしその計画は上手くいかず、今なおMT4が主流となりMT5も同時に利用できるという状況が続いています。
ただ、2021年ごろより大手海外FX業者がMT5を導入し始めると、他のブローカーもそれに続き、MT5を利用できるブローカーが急増しました。現在は、日本で知名度のあるブローカーの半分以上がMT5を取引ツールとして提供しています。
MetaQuotes社のMT4サポートも大部分が停止し、大手海外FX業者がMT5を導入し始めたことから、今後さらにMT5が浸透していくことが予想されます。
MetaTrader 4(MT4)/MetaTrader 5(MT5)の各スペックは以下の通りです。
項目 | MT4 | MT5 |
発表年度 | 2005年 | 2010年 |
サポート | 終了 | 継続中 |
動作速度 | より遅い | より速い |
メモリ使用量 | より少ない | より多い |
チャートタイプ | ローソク足 ライン バー |
|
時間足 | 9種類 | 21種類 |
注文方法 | 成行 ストップ リミット |
成行 ストップ リミット ストップリミット |
部分約定 | 不可 | 可能 |
通貨ペアリスト | やや見づらい | より見やすい |
描画オブジェクト | 31種類 | 44種類 |
プログラム言語 | MQL4 | MQL5 |
カスタムインジケーター*1 | 8,500種以上 | 4,400種以上 |
EA(自動売買)*1 | 7,000種以上 | 3,400種以上 |
指標指標カレンダー | あり | なし |
アップデートの頻度 | 年に1回ほど | 年に約10~15回 |
*1MT4/MT5のコミュニティサイト「MQL5」でダウンロードできる種類です。
項目 | MT4 | MT5 |
発表年度 | 2005年 | 2010年 |
サポート | 終了 | 継続中 |
動作速度 | より遅い | より速い |
メモリ使用量 | より少ない | より多い |
チャートタイプ | ローソク足 ライン バー |
|
時間足 | 9種類 | 21種類 |
注文方法 | 成行 ストップ リミット |
成行 ストップ リミット ストップリミット |
部分約定 | 不可 | 可能 |
通貨ペアリスト | やや見づらい | より見やすい |
描画オブジェクト | 31種類 | 44種類 |
プログラム言語 | MQL4 | MQL5 |
カスタム インジケーター*1 |
8,500種以上 | 4,400種以上 |
EA(自動売買)*1 | 7,000種以上 | 3,400種以上 |
指標指標カレンダー | あり | なし |
アップデートの頻度 | 年に1回ほど | 年に約10~15回 |
*1MT4/MT5のコミュニティサイト「MQL5」でダウンロードできる種類です。
ここからは、各項目を比較した上でMT4とMT5にどのような違いがあるのか解説していきます。
MT4とMT5はデザインの観点から見るとほとんど変わりません。チャートは「ローソク足」「バー」「ライン」の3種類と変更点はなく、気配値表示機能等の配置に関しても同様です。
切り替えの面など利便性の違いはありますが、見た目や操作性はほぼ同じなので、MT4とMT5の切り替えは簡単に行えることでしょう。
後継機としてリリースされたMT5は、MT4と比べて処理の効率性が高まり、動作スピードも向上しています。MT4はメモリ数32bitのプロセッサビットを使用していましたが、MT5では64bitのメモリが使われ、より大きなデータを処理できるように改善されています。
通常利用ではそこまで違いを感じることがないかもしれませんが、複雑なカスタムインジケーターを使う際や、EAのバックテストをする際には実行速度に大きな差が出ます。その他、チャートを大量にチェックする場合や、スキャルピングなどを行う際に注文速度を上げたい場合は、MT5のほうが優れているといえるでしょう。
多くのメモリ容量を必要とするMT5ですが、任意の機能を停止したり、チャート画面の画質などを変更することで、処理速度を下げPCへの負担を減らすことが可能です。MT5の画面からツール→オプション→チャート→チャートの最大バー数の項目を「5,000」に減らしたり、同じくチャート→イベント→「音声アラートを有効にする」のチェックを外すなど、使わない機能をオフにすることで快適さが増します。
MT4は時間枠を9種類切り替え可能ですが、MT5は21種類の時間枠を切り替えることができます。
MT4とMT5で共通して利用できるのは、以下の9種類の時間足です。
一方で、以下の12種類の時間足はMT5でしか利用できません。
複数の時間足を見てエントリーポイントを決定する場合、時間足が多いことはその分判断基準を増やせます。そのため、マルチタイムフレーム分析はMT5のほうが効果的に行えるといえるでしょう。
マルチタイムフレーム(MTF)分析とは、短期足から長期足まで複数の時間足のチャートを見て売買を考える分析方法です。複数の時間軸でトレンドの発生やサポート・レジスタンスラインを確認することで、より確率の高い場面でエントリー、決済することが可能になります。
標準搭載のインジケーターも、MT5のほうが有利です。(MT4:30種類、 MT5:40種類)。特にトレンド系インジケーター、オシレーター系インジケーターの種類は、MT4よりも充実しています。
また、オブジェクトに関しても、MT5はMT4よりも多く表示できます(MT4:31種類、MT5:44種類)。MT5では、MT4で利用できなかったエリオット波動、経済指標、矢印線が追加されています。時間足の多さも含めて、標準的なチャート分析機能はMT5のほうが優れているといえるでしょう。
カスタムインジケーターや自動売買ソフト(EA)数はMT4のほうが圧倒的に多く、幅広い選択肢の中から利用できます。利用者が多いMT4では、長い歴史の中で膨大なインジケーターとEAが開発されてきたためです。
「カスタムインジケーター」は、MT4/MT5用に独自に作成されたインジケーターのことです。既存のテクニカルインジケーターには無い機能を備えているものを使うことで、チャート分析の質が向上します。「EA」とは、MT4/MT5用に作成された自動売買ソフトです。EAは、最初にそのまま使って取引するものもあれば、自分で細かく調整するものもあります。カスタムインジケーターとEAは、MT4であれば「MQL4」MT5であれば「MQL5」という独自のプログラミング言語を用いて作成されます。
日本で開発されるEAやカスタムインジケーターは、特にMT4用のツールが多い傾向があります。EAやインジケーターを販売している日本向けサイト「GogoJungle」を見ると、直近の売上上位がほぼMT4用のツールで占められています。
ただし、インジケーターを無料ダウンロード等ができる「MQL5」には、MT5用のインジケーターも多く揃っています。
なおMT4向けに開発されたインジケーターは、MT5では利用できません。MT5向けに開発されたインジケーターをMT4で使うこともできません。このためカスタムインジケーターやカスタムEAが豊富な点は、MT4独自の強みといえるでしょう。
MT4よりもMT5のほうがツールボックスに表示される情報の数が多い事が特徴です。取引・運用比率・口座履歴などはMT4/MT5で共通していますが、ログインしている会社の情報や、経済指標の発表カレンダーなどはMT5独自の機能となっています。
さらにMT5の利便性を高めたのは、気配値表示にプライスボードが追加されたことでしょう。これを確認することで、一目でスワップやスプレッド、参照した当日の最高値や最安値を把握することができます。MT5のほうが情報量が多く、トレードの分析がより簡素化されて効率的にトレードに望める環境が整っているといえます。
MT4からMT5へ進化する中で、EAのバックテストに使うストラテジーテスターの機能性が向上しました。
「バックテスト」とは、過去の相場データを基に、EAがどれくらい利益を上げることができたかをテストする機能です。バックテストの結果を受けデータを分析して、EAを実際に稼働させるかを決定するのが基本といえます。
MT5のストラテジーテスターには以下のような変更点があり、EAを利用する際のバックテスト精度が大きく向上されました。
MetaTrader 4(MT4)とMetaTrader 5(MT5)には、それぞれ強みがありますが、どちらを選べばいいのか迷う方もいるでしょう。この章では、MT4またはMT5それぞれの特徴からどのようなトレーダーにおすすめなのかを解説します。
なお、MT4とMT5を両方サポートしているブローカーも多く、口座を分けることでMT4とMT5を自由に切り替えることも可能です。こうした使い分けができるブローカーでは、最初からMT4MT5いずれか一つを選択するのではなく、まずはどちらも試してみると良いでしょう。
これからトレードを始めたい方には、MT5がおすすめです。MT5はMT4よりも基本的なスペックが高く、取引がスムーズに行えるためです。また、MT5は表示できる時間足やインジケーター、オブジェクトなどがMT4と比べて多く、標準的なチャートのカスタマイズ性は高いといえます。
加えて、トレード情報表示機能の多機能さも、初心者の方にとっては大きなサポートになることでしょう。例えば、ドル円の一日の詳細な市場の値動きや各種相場の最高値と最安値、スワップやスプレッドを一覧表示してくれるプライスボードなどは非常に便利です。
基本的なスペックはMT5に劣るものの、カスタムインジケーターやEAなど豊富な外部ツールを利用したい方にはMT4がおすすめです。EAに関しては現在もMT4で開発されているものは多く、古いEAから新しいEAまでさまざまな選択肢があります。古くても使えるロジックもあるため、MT4でテストしてご自身の条件に合ったEAを探してみるのが良いでしょう。
入手したEAは、過去の相場からテストする「バックテスト」、未来の相場をシミュレーションしてテストする「フォワードテスト」によって有用性を確かめることが可能です。EAをダウンロードしたら、ご自身でバックテストを行って成果を確認した後に導入すると良いでしょう。
また、標準インジケーターはMT5のほうが多いですが、カスタムインジケーターを利用する前提であれば、MT4が有利です。利用できる種類が多い分、チャートのカスタマイズ性はMT4のほうが優れているといえます。
懸念点として、既にMetaQuotes社がサポートを停止していることが挙げられますが、MT4は依然人気が高く、大きな需要があるツールです。そのため、完全に廃止されることはまだまだ先の話であり、今後も使い続けられる可能性は高いといえるでしょう。
ここからは、MetaTrader 4(MT4)/MetaTrader 5(MT5)を利用する際の注意点を解説していきます。
既にMT4もしくはMT5のインジケーターをお持ちの方であれば、MT4からMT5に、またはMT5からMT4にインジケーターを変換できないかと考える方も多いでしょう。しかし残念ながら、インジケーターを変換することはできません。
MT5とMT4は、開発言語が異なり互換性が無いからです。そのため、MT4で利用しているインジケーターや自動売買ソフト(EA)をMT5で使う場合は、MT5用にコードの書き換えが必要になります。反対にMT5用に開発されたインジケーターをMT4に変換する場合、機能的に制限があるため、変換ができないことがあります。
MT4/MT5はそれぞれスマホアプリを提供しており、アプリを利用することで世界中のどこからでもマーケットにアクセスして取引できます。スマホアプリを利用する場合にもMT4とMT5の違いは気になるところですが、機能は基本的に同じですのでどちらを選んでも変わりません。
ただし、スマホアプリ版MT4/MT5はPC版と比べて以下のような機能制限があるためご注意下さい。
MT5は動作速度が早く、表示できる時間足やインジケーターが多いなど、基本的にMT4よりもハイスペックです。今後もアップデートでの改善が予定されているため、これから海外FXを始めるのであれば、MT5をおすすめします。
一方で、長い歴史と人気のあるMT4は、過去に開発された数多くのインジケーターと自動売買ソフト(EA)を利用できることがメリットです。ただし、開発元のMetaQuotes社がMT4のサポートを停止するなど、長期的には海外FX業界全体でMT5へ移行していくことが予想されます。
すぐに切り替わることは無さそうですが、不測の事態にサポートを受けられないといったことも考えなければなりません。初心者の方であれば今のうちからMT5に慣れておいたほうが良いといえます。なお、どちらも利用できるブローカーは多いので、MT4/MT5をご自身の重視する条件で選び、試しながら選んでみると良いでしょう。
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