FXONオフィシャルサイト

海外FXの入出金方法を徹底比較!手数料が安く着金が早い方法は?

海外FXの入出金方法を徹底比較!手数料が安く着金が早い方法は?

この記事は:

に公開されています

に更新されています

海外のFX業者を利用する際に、「入出金がちゃんとできるか」は多くのトレーダーが不安になるポイントです。着金は早いか、高額な手数料がかからないか、出金拒否されることはないかといった心配を抱く方は多いでしょう。

しかし、現在海外FX業者では、日本人ユーザーに向けて利用しやすい入出金方法を提供しているため、比較的簡単に入出金可能です。

この記事では、海外FX業者の主要な入出金方法の詳細から、安心して利用できる海外FX業者の選び方まで詳しく解説しました。

海外FXの入金・出金方法を6種類解説

6種類の出金方法

海外FX業者の入出金方法は業者によって異なりますが、基本的な方法は共通しています。

多くの海外FX業者で利用できる6種類の入出金方法と、入出金手数料・平均的な所要時間は以下の通りです。

icon_tryangle_black
入金条件
入出金方法 所要時間 手数料
国内銀行送金 〇(1~3営業日) 〇(100~500円)
海外銀行送金 △(~1週間) △(3,000~5,000円)
クレジットカード/デビットカード ◎(即時) ◎(無料)
仮想通貨 〇(1~3営業日) 〇(通貨による)
bitwallet*1 ◎(即時) 〇(100円)
STICPAY*1 ◎(即時) 〇(0.3ドル + 入金額の2.5%)
入出金方法 所要時間 手数料
国内銀行送金
1~3営業日
100~500円
海外銀行送金
~1週間
3,000~5,000円
クレジットカード
/デビットカード
即時
無料
仮想通貨
1~3営業日
通貨による
bitwallet*1
即時
100円
STICPAY*1
即時
0.3ドル + 入金額の2.5%

*1別途ウォレットへの入出金手数料が発生します。

icon_tryangle_black
出金条件
入出金方法 所要時間 手数料
国内銀行送金 〇(1~3営業日) ◎(無料)
海外銀行送金 △(~1週間) △(2,000円前後)
クレジットカード/デビットカード △(~20日) ◎(無料)*2
仮想通貨 〇(1~3営業日) ◎(無料)
bitwallet*1 ◎(即時) ◎(無料)
STICPAY*1 ◎(即時) ◎(無料)
入出金方法 所要時間 手数料
国内銀行送金
1~3営業日
無料
海外銀行送金
~1週間
2,000円前後
クレジットカード
/デビットカード
~20日
*2
無料
仮想通貨
1~3営業日
無料
bitwallet*1
即時
無料
STICPAY*1
即時
無料

*1別途ウォレットへの入出金手数料が発生します。

*2出金の限度額は入金額と同額までです。それ以上の分は他の方法を利用する必要があります。

それぞれ一長一短がありますので、ご自身にあった送金方法を選ぶことが大切です。ここからは、各入出金方法の特徴を詳しく解説していきます。

notice
入出金ルールに注意

海外FX業者ではマネーロンダリング防止のため、入出金にルールを設けています。例えば、「入金時に選択した方法と同じ方法で出金をする必要がある」などです。海外FX業者の入出金の注意点は最後の章で解説していますので、ぜひご確認下さい。

国内銀行送金は手数料が安く迅速

国内銀行送金は、海外FX業者が保有する日本の銀行口座に送金する入金方法です。

国内銀行送金を利用した入出金には、以下のような特徴があります。

  • 手数料が安い
  • 入金の反映速度が速い
  • 一部利用できない銀行がある
  • 銀行の営業時間に左右されることも

国内銀行送金は、国内銀行同士の送金のため手数料が安く済むことがメリットです。利用する国内銀行にもよりますが、数百円の振込手数料で入金できます。出金は業者の手数料負担によって、無料になることがほとんどです。

単純に銀行送金するだけなので、国内FX業者に入金するのと変わらないくらい簡単に行えるのもメリットといえます。口座残高への反映も迅速です。

また、国内銀行送金は、対応している海外FX業者が多いことも嬉しいポイントです。ユーザーからの要望が多いこともあり、急速に普及が進みました。

ただし、国内銀行送金が全ての銀行で利用できるわけではありません。PayPay銀行やじぶん銀行など、ネットバンクを中心に海外FX業者への入出金を行えない銀行もあります。

また、銀行によっては営業時間の影響で即日の着金が難しいケースもあります。24時間送金を可能にした「モアタイムシステム」に参加している金融機関を利用することで、入出金の遅延をある程度解消することができます。

海外銀行送金は手数料に難あり

海外銀行送金は、国内銀行から海外の金融機関を経由して海外銀行口座へ振り込む入金方法です。

海外銀行送金を利用した入出金には、以下のような特徴があります。

  • ほとんどの海外FX業者で利用できる
  • 入出金の反映が遅い
  • 一度の出金に数千円単位の手数料がかかる
  • 手間がかかることがある*1

海外銀行送金はほとんどの海外FX業者が対応していますが、あえて選択するメリットはあまりありません。手数料が高く、着金まで時間が長いというデメリットがあるためです。

銀行によっては海外FX業者からの入金は不審な入金とみなされ、直接窓口へ出向かわないといけないケースもあります。

海外銀行送金では、送金元銀行・中継銀行・着金銀行それぞれで手数料がかかるため、合計すると3,500円から5,000円ほどの手数料が発生します。

また、仲介業者を経由して送金するため、申請を行ってから着金までに時間がかかります。具体的には、入出金が認証されてから数日~1週間ほどです。

knowledge
中継銀行とは?

中継銀行とは、海外送金時に送金元の銀行と受取の銀行を中継する銀行です。中継銀行を利用する場合手数料が発生します。ただし、大手の銀行であれば海外の銀行へ直接送金できるコルレス契約を結んでいる場合もあり、中継銀行利用の手数料がかからないことも多くあります。

*1国内銀行から送金に関して質問されることがあります。

クレジットカードは手数料無料で即時反映

クレジットカード/デビットカードで決済する方法も、多くの海外FX業者で導入しています。

クレジットカード/デビットカードを利用した入出金には、以下のような特徴があります。

  • 手数料が無料
  • 口座の反映が即時
  • 出金する限度額は入金額と同額
  • 海外FX業者にカードを登録する手間がかかる

クレジットカードは入出金の手数料がかからず、着金が即時に完了することが大きなメリットです。クレジットカード決済後、すぐに取引開始できます。

ただし、業者によっては対応していない国際ブランド・クレジットカード会社も多くあります。また、デビットカードが利用できるかどうかは、実際に入力してみないと分からない部分が多いのも事実です。

notice
クレジットカードは利用前に確認を

クレジットカードは規制を受けることが多く、突然カード会社が対応しなくなるということもしばしばあります。また、JCBやVISAなど、各業者によって使用できる国際ブランドも異なります。

クレジットカードは、出金時に入金額と同額までしか出金ができないというルールがあります。入金額以上(利益分)は、他の方法での出金が必要になります。

これは、クレジットカードの出金が「入金時に利用したクレジット決済のキャンセル」扱いで出金されるためです。

入金は即時のクレジットカードですが、返金処理には数日から一ヶ月ほどかかるため、ゆとりをもった出金申請が必要です。

point
クレジットカード返金方法

クレジットカード出金を申請すると、利用するカード会社による返金の処理が行われ、締め日によって着金までの時間が異なります。基本的には他の出金方法より時間がかかりますので、出金を手早く行いたい場合は、bitwalletやSTICPAYなどの電子ウォレットサービスを利用すると良いでしょう。

仮想通貨は便利だが価格変動リスクがある

仮想通貨(暗号資産)を海外FX業者の指定するウォレットアドレスに送金することで、仮想通貨入出金ができます。

仮想通貨入出金を利用した入出金には、以下のような特徴があります。

  • 口座の反映が数時間から数日
  • 手数料は基本的に安い
  • 換金レートが不利に設定されることが多い
  • 仮想通貨自体の相場が変動しやすい
  • 入出金先のアドレスを間違うと紛失する

送金する仮想通貨によって変わりますが、全体として手数料が安く、比較的迅速に入出金できます。口座への反映も比較的早く、24時間送金できるため銀行のような営業時間による制限はありません。

注意したいのは、仮想通貨入出金時にドル(USD)や円(JPY)など法定通貨に換金するブローカーの場合、入金額がもとの額より小さくなるケースがあるということです。そういったブローカーでは、換金時のレートが市場価格よりも低めに設定されていることがあります。

また、仮想通貨の価格変動リスクで、入金時と出金時に大きな価格差が生じる可能性があることも注意しておきたいポイントです。

bitwalletは即時出金が可能

bitwallet(ビットウォレット)は、多くの海外FX業者で採用されている電子ウォレットサービスです。海外FX業者のbitwalletウォレットとトレーダーのbitwalletウォレット間で送金を行います。

bitwalletを利用した入出金には、以下のような特徴があります。

  • 即時着金
  • 手数料はシンプル
  • 業者が対応していない方法で入金できることも
  • 海外サービスの利用に便利
  • 日本語サポートの対応が充実している

bitwalletは入金時に即時着金することが大きなメリットです。出金は一部時間を要する業者もありますが、ほとんどの業者で即時入出金を可能にしています。そのため、とにかく入出金の速度を高めたいという場合におすすめの方法になります。

手数料はbitwallet入金時は無料、海外FX業者への送金時に100円、bitwalletから国内銀行口座への出金時に824円と、非常にシンプルです。

また、bitwalletを経由することで、業者が対応していない方法で入出金できることもあります。業者が特定のクレジットカード、国内銀行送金に対応していなくても、bitwalletが対応していることがあるためです。

bitwalletデメリットとして、登録・本人確認の手間がかかる点、bitwalletへの入金手数料がかかる点が挙げられます。

とはいえ、bitwalletは多くの海外FX業者に対応しているため、アカウントを持っておくのがおすすめです。bitwalletを経由することで、業者間の送金が高速かつ簡単に行うことができます。

notice
銀行への出金は最低1営業日

ブローカーへの入出金は高速なbitwalletですが、bitwalletから銀行口座への出金には最低1営業日を必要とします。bitwalletからご自身の銀行口座へ出金をする場合は、bitwalletを仲介せずにブローカーから直接出金を行ったほうが早いケースもあります。

STICPAYは仮想通貨の両替が可能

STICPAY(スティックペイ)は、イギリスとキプロスを拠点とする企業が運営するオンラインウォレットです。世界中に数多くのユーザーが存在し、海外FX業者も数多く対応しています。

STICPAYを利用した入出金には、以下のような特徴があります。

  • 即時着金
  • 仮想通貨(暗号資産)の両替が可能
  • 対応する法定通貨・仮想通貨が多い
  • 入出金手数料はbitwalletよりも高い
  • 海外サービスの利用に便利
  • 日本語サポートの対応が充実している

全体的な使い勝手はbitwalletと同じですが、仮想通貨(ビットコイン、テザー、ライトコイン)による入出金が可能な点と、仮想通貨と法定通貨の両替ができることがメリットです。

入出金時の手数料は入出金額に応じて個別に計算されます。

国内銀行からの送金の場合は入金で2%、法定通貨送金時に0.3ドル + 2.5%、出金で800円 + 出金額の2%が手数料です。入金手数料の分、bitwalletよりも割高な設定となっています。

STICPAYから仮想通貨および銀行口座での出金は、bitwallet同様に最低1営業日を必要としますので注意しましょう。

STICPAYに関しても、日本語公式サイトと日本語サポートが充実しています。日本人でもとても使いやすい電子ウォレットサービスの一つといえるでしょう。

海外FXの入出金に関する注意点

海外FX業者では、入出金に関してルールが存在します。各国の金融監督庁により、AML(アンチ・マネー・ロンダリング)防止措置の徹底が業者に義務付けられているためです。

業者によって細かなルールは異なりますが、共通しているルールと、その他注意点を解説します。

海外FXでの出金拒否は本当?直近数年の事例や被害に遭った際の対処法を解説

入金方法と出金方法は同じでなくてはならない

海外FX業者各社で共通するルールとして、入金方法と出金方法を同じにするというものがあります。近年横行するマネーロンダリング(資金洗浄)を防止するためのルールです。

knowledge
マネーロンダリングとは?

マネーロンダリングとは、犯罪によって得られた収益金(汚れたお金)の出所を隠蔽し、正当な手段で得たお金と見せかける行為です。汚れたお金を一般市場で使用しても身元がばれないようにすることを目的としています。

また、出金する口座やウォレット等の名義は、必ず登録内容と同じ名義でなければなりせん。一致していない場合、出金が保留となりますので、登録内容と出金先には注意が必要です。

出金には優先順位が存在する

海外FX業者では、出金に優先順位が設けられていることが基本です。特に、クレジットカードで入金していた場合は他の方法よりも最優先で出金しなければならないというのは、多くの海外FX業者で共通のルールとなっています。

クレジットカード以外の優先順位は業者によって異なります。銀行入金よりもbitwalletやSTICPAYといったオンラインウォレットを優先するルールを設定している業者も存在します。

手数料などに関わってくるため、事前に確認しておくことが大切です。

入出金サービスの内容は変動しやすい

海外FX業者の入出金サービスの内容は、かなり変動しやすい傾向があります。これまで使えていた入金方法が突然使えなくなるといったことが起こることを、あらかじめ把握しておきましょう。

例えば、特定のクレジットカードの国際ブランドが使用不可になったり、オンラインウォレットが使えなくなったりなどです。日本の金融庁による圧力により入出金が規制されているという噂もありますが、真相は定かではありません。

突然の変更で入出金に困らないように、複数の入出金方法を用意しておくことがおすすめです。各入金方法の中でも、クレジットカードはサービス変更されやすい傾向があります。

出金時にボーナスが消滅する

ボーナスを提供しているブローカーでは、出金や資金移動時にボーナスが一部または全部消滅することが基本です。

一部消滅するシステムのブローカーでは、残高に対する有効証拠金の金額分が消滅する事が多くあります。

例えば、残高が「口座資金10万円 + ボーナス5万円」という状況において、口座資金5万円出金する場合、残高の50%を出金していますので、ボーナスも50%消滅し2万5千円となります。

ボーナスを提供しているブローカーを利用するのであれば、資金移動や出金には注意する必要があるでしょう。

スピーディな入出金なら国内銀行送金一択

海外FX業者は多様なトレーダーのニーズに応えられるよう、豊富な入出金方法を提供しています。

手軽に安く入出金したいのであれば、国内銀行送金の利用がおすすめです。ただし、出金は海外銀行送金になることもあるため事前に確認しておきましょう。

オンラインウォレットは、登録の手間や入出金手数料がかかりますが、着金速度が早く利便性の高い入出金方法です。

クレジットカードは即時入金できて手数料がかからないことがメリットです。ただし出金時には複数のルールによる制約があります。

それぞれの入出金方法には特色がありますので、ご自身の利用目的に適した入金方法をお選び下さい。

この記事はお役に立ちましたか?

thumb_down いいえ
thumb_down はい

1人1人がこの記事が役に立ったと言っています

貴重な意見をいただきありがとうございます。

送信

関連する記事

海外FXで使えるデビットカードは?入出金の仕組みやメリットも紹介

に公開

に更新

good
海外FXと仮想通貨の損益は通算可能!税金で損しないために知っておきたい「雑所得」とは?

に公開

に更新

good
海外FXのピラミッディング|取引のコツやナンピンとの違いを解説

に公開

に更新

good
海外FXでの利用をおすすめできる銀行は?選び方や入出金時の注意点について解説

に公開

に更新

good
海外FXは本当に儲かる?国内FXとの違いや上達のステップを紹介

に公開

に更新

good