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海外FXのボーナスに税金は発生する?確定申告が必要なケースを徹底解説!

海外FXのボーナスに税金は発生する?確定申告が必要なケースを徹底解説!

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海外FXではさまざまなボーナスを受け取れます。その活用方法については、自然と詳しくなっている人も多いでしょう。しかし、税金における取扱いはあまり知られておらず、以下のような疑問の声が上がっています。

  • 入金ボーナスは確定申告の対象?
  • キャッシュバックボーナスに税金はかかる?
  • ボーナスで節税できると聞いたが本当?

税金が発生しないボーナスもあれば、発生するボーナスもあります。また税金が発生するボーナスにも、複数の種類があります。本記事では海外FXのボーナスにかかる税金について、基本的な考え方から具体的な事例まで解説していきます。

海外FXのボーナスにかかる税金の考え方

海外FXのボーナスにはさまざまなものがあり、日本の税制では想定できていない部分もあります。そのため基本を理解し、それを応用できるようになることが大切です。

その基本となる部分は、「ボーナスをもらったことで出金できるお金は増えたか」という観点です。

出金可能なボーナスと出金不可のボーナス

ボーナスを受け取ったことで出金できるお金が増えるのなら、増えた金額が収益と見なされ、税金が発生する可能性が出てきます。逆にボーナスをもらっても出金できるお金が増えないなら、基本的に収益と見なされず税金は発生しません。

海外FXにおいてボーナスを受け取ったらまずは、出金できるお金が増えたかを考えてみて下さい。お金になる場合にだけ、確定申告での取扱いを考えることになります。

収益と見なされるボーナスを受け取ったら?

続いて、出金可能なボーナスを受け取った場合の考え方を紹介します。そのような場合はまず、ボーナスが以下のどちらに区分されるかを確認します。

ボーナスの区分先の所得
  • 雑所得
  • 一時所得

ボーナスは多くの場合、雑所得に区分されることになるでしょう。雑所得は海外FXでの売買利益の区分先でもあります。そのためボーナスが雑所得になるケースでは、トレードでの収益と同じように扱えば良いことになります。

区分先が一時所得になる場合は、節税上有利になります。税金を計算する中で、収益から最高50万円まで差し引けるためです。つまり、一時所得に区分された収益(海外FXのボーナス以外の一時所得も含む)は、50万円までは税金が発生しません。

ただし、一時所得に振り分けられるものは多くありません。「あればラッキー」という程度で、該当するものがないかを探すスタンスが丁度良いかもしれません。

なお口座開設ボーナスと入金ボーナス、取引ボーナスがどちらに区分されるかについては、後半で説明しています。

また海外FXでの利益に関する確定申告の方法は、以下の記事で解説しています。より基本となる知識から身につけたいという場合は、そちらを先に確認するほうが良いでしょう。

海外FXの確定申告はいくらから?やり方・書き方と必要書類を徹底解説

海外FXのボーナス形式と課税の有無

ここまでで紹介してきた基本を踏まえて、ボーナスの形式ごとの考え方を見ていきましょう。課税されるかどうかは受け取るボーナスの形式によって変わるためです。

ここではボーナスの形式を以下の4つに分類します。

それぞれ見ていきましょう。

knowledge
クレジットとは?

海外FXにおけるクレジットは、ボーナスと同じような意味で使われます。受け取ったボーナスは、MT4/MT5上では「クレジット」として表記されます。そのため利用可能なボーナス残高を指して、クレジットという言葉を使うケースが多いと考えられます。

現金のキャッシュバック

現金のキャッシュバックとは、ボーナスとして取引口座残高が増えたり、指定口座に直接振り込まれたりする形式を指します。

この場合、増えた口座残高は出金することができ、お金をもらったことと同じと考えられます。したがって課税されることになります。

出金できないボーナス(クッション機能あり)

続いては、出金できないボーナスを受け取るパターンです。出金できないボーナスとは、トレードの有効証拠金としては使えるものの、出金はできない残高のことです。

この種のボーナスを受け取っても、出金できる金額は増えません。そのため収益としては認識されず、税金は発生しません。

notice
取引で利益を上げたら収益に

ボーナスを使った取引で利益を得た場合、その利益分は収益として認識されます。例えば、1万円分のボーナスを受け取り、その1万円を使って100万円の利益を出したとします。この場合、利益分の100万円が収益と見なされ課税されるというイメージです。

ちなみにボーナスのうち、証拠金の代わりとなるものは「クッション機能がある」と表現されます。

クッション機能ありのボーナスは証拠金として機能するため、自己資金の残高以上の損失が出た際に、損失を補填する働きもします。この補填の働きがあった場合の取扱いは少し複雑なので、別途解説しています。

海外FXのボーナスのクッション機能とは?入金ボーナスが使いやすくなる!

条件次第で出金できるボーナス(クッション機能なし)

ボーナスの中には、条件を達成することで現金への変換が可能となるものもあります。この場合、現金に変換されることが確定した時点で、収益と認識されると考えて良いでしょう。

例えば100万円のボーナスを受け取り、1ヶ月後に条件を達成して50万円のボーナスが現金に変換されたとします。このケースでは、ボーナスを受け取った時点の収益はゼロですが、条件を達成した時点の収益は50万円として認識されるでしょう。

なおこのタイプのボーナスには、一般的にクッション機能がありません。つまり、実質的に証拠金としては使えません。ボーナスを使ってロスカットに耐えたり、取引口座における損失を補填したりすることはできないので、トレード時には注意して下さい。

現金やボーナス等に変換できる独自ポイント

一部の海外FX業者は、取引数などに応じて独自のポイントを付与しています。日々トレードをしているとポイントが貯まっていき、そのポイントを現金やボーナス等に変換できるという仕組みです。

このケースについて、独自ポイントを受け取った時点では、出金できるかどうかは決まっていません。したがって受け取っただけでは、収益と認識されることはないでしょう。

収益として認識されるのは、現金への変換を申請するなど、現金に変換することが確定した時点が妥当だと考えられます。

なお、ポイントの変換先が出金できないボーナスなら、変換をしても収益として認識されません。

point
出金できるお金になるか

繰り返しとなりますが、受け取ったボーナスが課税対象かどうかを考える上では、「出金できるお金になるのか」という点がポイントとなります。まずはこの点を意識してみて下さい。

海外FXにおけるボーナスの種類と確定申告上の取扱い

海外FXで受け取ったボーナスに課税されることが決まった場合は、確定申告上の取扱いを考えておきましょう。ボーナスには以下のようなタイプがあり、タイプによって雑所得になるか一時所得になるかが変わるとが考えられます。

先述した通り、一時所得に振り分けたほうが節税上有利になるわけですが、どんなものでも一時所得に振り分けられるわけではありません。まずこの点を把握しておいて下さい。

一時所得に該当するものの例として、国税庁サイトには以下のような記載があります。

一時所得の内容

一時所得には、次のようなものがあります。

(1)懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)

(2)競馬や競輪の払戻金(営利を目的とする継続的行為から生じたものを除きます。)

(3)生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等

(4)法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものを除きます。)

(5)遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

(6)資産の移転等の費用に充てるため受けた交付金のうち、その交付の目的とされた支出に充てられなかったもの

出典:国税庁(No.1490 一時所得)

「(4)」に記載されているように、継続的ではなく一時的に受け取るようなボーナスは、一時所得として取り扱えると考えられます。そのため、海外FXで継続的に行うトレードにより得るボーナスは、一時所得にはできず雑所得となるはずです。

これらの前提を基に上記の3種のボーナスについて、確定申告上どのような取扱いになるのか見ていきます。

notice
税務署によって変わる可能性

ボーナスの取扱いが税務署によって変わることも考えられます。あらかじめ税務署や税理士に相談しておいたほうが良いでしょう。

口座開設ボーナス

口座開設ボーナスとは、口座開設をした時にのみ受け取れるボーナスのことです。継続的なボーナスではないので、一時所得として取り扱える可能性が高いでしょう。

ただし口座開設ボーナスは、出金できないクレジットとして付与されるケースが多いです。そのため、課税対象となるケースは稀といえます。

加えて、一時所得に振り分けた収益からは、特別控除額として最高50万円を差し引けるので、仮に出金可能な口座開設ボーナスを受け取ったとしても、税金が発生しない可能性が高いと考えられます。

入金ボーナス

入金ボーナスとは、取引口座へ入金した時に受け取れるボーナスのことです。入金ボーナスも現金化できないケースが多いため、基本的には課税対象外と考えて良いでしょう。

一般的に海外FXにおいて入金は継続的に行うものではないと考えられるので、仮に出金可能な入金ボーナスが付与された場合は、一時所得として取り扱える可能性があるでしょう。

取引ボーナス

取引ボーナスとは、実施したトレード数量等に応じて付与されるボーナスのことです。取引ボーナスは継続的に行うトレードによって発生するものなので、一時所得ではなく雑所得に分類されると考えられます。

取引ボーナスは出金できるケースも多く、雑所得として課税される可能性があります。FX業者の利用規約を読み、出金できるかどうか確かめておいて下さい。

knowledge
取引ボーナスの付与方法はさまざま

取引ボーナスの付与方法は業者ごとに異なります。よく見られるのは、ポイントとして付与されてボーナスに交換するか現金化するか選べるといった方法です。また専用口座に取引ボーナスが付与され、条件を満たすと出金できるという仕組みを採用するブローカーもあります。

海外FXのボーナスを利用して節税できる?

補足として、ボーナスを利用した節税が可能かどうかについても見てみましょう。結論から述べると、ボーナスを節税に利用するのは難しいです。実践しようと考えている場合は、あらかじめ税務署や税理士としっかり相談しておいて下さい。

ボーナスを利用した節税はあまり現実的ではありませんが、なぜ「現実的ではない」という結論となるのかについて事例を使って確認してみましょう。ここでは、先述した「出金できないボーナス(クッション機能あり)」を利用する事例について考えます。

なお、この見出し中の「ボーナス」は全て、出金できないクッション機能ありのボーナスを指します。

前年度から運用している資金を使ってトレードしている。本年のトレードの利益は、今のところは200万円であった。この時点で口座残高の全額(入金額と利益額)を出金した。

しばらくして50万円を入金した。その際に100%分の入金ボーナスを受け取ったので、口座残高は50万円、ボーナスは50万円となった。

その後トレードで100万円の損失を出して、口座残高もボーナスも0円となった。

以下の画像は、上記の事例をイメージ化したものです。画像の左側は50万円を入金した時点の様子、右側は100万円の損失を出した時点の様子を表しています。

ボーナス事例

このケースにおいて、取引報告書上の年間損益では、以下のように計算されているかもしれません。

icon_tryangle_black
累計の損益の計算例1
利益2,000,000円 ー 損失1,000,000円 = 利益1,000,000円

上記のような計算は、一見正しいと感じられるかもしれません。

しかし実態は異なっています。上記の計算式の中で100万円の損失を差し引いている部分に注目して下さい。この100万円の内訳は、50万円の自己資金と50万円のボーナスです。つまり実質的な損失は、失った自己資金分の50万円となるはずです。

この点を考慮すると、以下のような計算となります。

icon_tryangle_black
累計の損益の計算例2
利益2,000,000円 ー 損失500,000円 = 利益1,500,000円

1つ目の計算方法の問題点は、ボーナス取得時に利益計上していないのにもかかわらず、失った時には損失計上している点です。万が一税務調査で細かくチェックされた場合には、そうした処理は認められない可能性が高いです。

結局のところ最も重要になるのは、口座からの入出金額ベースで考えたときに、お金がいくら増えたのかという実態です。この事例においては、利益150万円というのが実態でしょう。

口座からの入出金ベースで考えて150円の利益

海外FX業者を利用していても、国税庁はお金の流れを追跡できます。脱税と見なされればペナルティを科される恐れもあるので、所得は適切な方法で申告しましょう。

海外FXの税金に抜け道はない!脱税がバレる理由と節税対策について解説

ボーナスによる損失補填を一時所得にできる?

前述のケースにおいて、100万円の損失を計上して累計利益を100万円とする場合、別途、損失を補填した50万円分のボーナスを利益として計上することになります。この損失補填された50万円の利益が、確定申告上、一時所得として取り扱えるかどうかが次の論点です。

仮に一時所得として取り扱えるのならば、特別控除額50万円を差し引くことができるので、大きな節税効果が期待できるでしょう。しかし一時所得となるのでしょうか。

税理士ドットコムの税務相談には同様の質問が投稿されており、以下のように税理士が回答しています。

海外FXのボーナスの扱いについて

この時の損失補填とされたボーナスが「一時所得」と説明しているサイトもありますが、損失を補填されたということになるため、海外FX取引の一環であると考えられ、「雑所得」とするのが妥当だと思われます。

出典:税理士ドットコム

ボーナスによる損失補填は雑所得として取り扱うのが無難であり、一時所得とすることによる節税が認められる可能性は低そうです。したがってボーナスを使った節税は、あまり現実的ではないといえるでしょう。

なお海外FXでは、利益額が増えれば増えるほど節税が重要になっていきます。海外FXにおける節税については下記の記事で説明しています。

海外FXの節税対策&トレードテクニック!税金を抑えて効率良く資金を増やそう

海外FXのボーナスの税金に関する注意点

海外FXでボーナスを受け取った場合に注意したい点を紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

ボーナス分の申告漏れに注意

海外FXで受け取るボーナスは、「出金できないボーナス(クッション機能あり)」のケースが多い印象があります。そのため、確定申告において収益として申告しなくても、問題ないケースも少なくありません。

しかし、一定の条件を満たした時点では収益と見なされ、税金が発生するケースもあります。現金化可能なボーナスを計上していなければ申告漏れになりますし、分かっていて申告しなければ脱税となります。

税金を支払うのは国民の義務です。海外FXのボーナスには税金が発生することがあることを意識して、仕組みをきちんと理解して、正確に確定申告するようにしましょう。

迷った際に複雑に考えすぎないように注意

海外FXのボーナスは複雑な仕組みになっているため、いくら収益に計上すれば良いか迷うことがあるかもしれません。混乱してしまった際は、「結局のところ、お金はいくら増えたのか?」と考えれば良いでしょう。増えた部分が、確定申告において収益として申告すべき金額です。

特に独自ポイントは、現金に交換する場合とボーナスに交換する場合の交換率が異なり、間違いやすい傾向があります。誤って収益を過大に計上すると、余分に税金を支払うことになってしまうので注意が必要です。

正しく納税しながら資産を増やそう!

海外FX業者を利用するのであれば、ボーナスが税制上どのように取り扱われるのかを正しく理解しておくことが重要です。しっかりと仕組みを理解して正しく確定申告を行うようにしましょう。

本記事ではよくあるパターンを取り上げました。しかし実際には、本記事で紹介したパターンに当てはまらないこともあると考えられます。取扱いに自信がなく、税額に大きな影響を与えうるボーナスがある場合、自己判断せずに税務署などに相談して下さい。

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