海外FX口座を開設する手順と必要な証明書類について
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はじめての海外FXで、口座開設を不安に感じていませんか?海外FXだからといって難しく考える必要はありません。
海外FXの口座開設は意外に国内FXよりも簡単で、必要書類が揃っていればスムーズに完了します。また、ほとんどのブローカーが日本語サイトや日本語サポートを提供していますので、言語面の心配は全くありません。困ったときもすぐにサポートに質問できる環境も整っています。
この記事では、海外FX口座を開設する手順や必要な証明書類について、これから海外FXをはじめる方に向けて分かりやすく解説していきます。
海外FX口座を開設するときの流れを解説
実際に海外FXで口座開設をするときには、どのような手順になるのでしょうか?
実は、海外FXの口座開設は必要な書類さえ用意してしまえば数分で申請が完了します。
国内FXのように、マイナンバーカード提出の必要がありません。そのため、国内FX業者よりも比較的容易に開設を進めることができるでしょう。
手順1 ホームページから口座開設を申請
海外FX業者の多くは、自社のホームページから、新規口座開設を申請する方法を採択しています。そのため、まずは口座開設をしたい場合は、検索やリンクからその海外FX会社のホームページにアクセスしましょう。
ホームページを開いたら、「サインアップ」もしくは「新規に口座を開設する」といった項目をクリックし、新規口座開設フォームへと遷移します。ホームページの中でも中央や上部など、見やすい場所に大きく表示されているので迷うことはありません。
海外FX業者の口座開設は、簡易的な口座開設をして後から本人確認を行う方法と、最初に本人確認まで完了する方法があります。簡易的な口座開設では、氏名やメールアドレスなど簡単な情報だけで、数分のうちに取引口座開設をすることが可能です。
海外FX業者で口座開設を始めるときには、電話番号とメールアドレスの入力が必要になります。認証に使われることもあるため、連絡がつく電話番号・メールアドレスを使用しましょう。メールアドレスは会社や携帯電話会社のものである必要はなく、gmailのようなフリーメールアドレスが利用できます。電話番号は自宅電話である必要はなく、携帯電話番号で申請可能です。電話番号が無い方は、インターネット回線を利用した電話番号発行サービスを利用することで取得できます。
手順2 必要情報を入力
実際に海外FX会社にて口座開設をする際には、「必要情報の入力」→「必要書類のアップロード」といった手順で行われることが一般的です。
口座開設の手続きは、以下のようなステップに分けられます。
個人情報の入力
口座開設時には個人情報を登録しなくてはなりません。これには氏名や生年月日の記入が必要です。
海外FXで氏名を記入するときには、ほとんどのケースにおいてローマ字での登録となります。
為替 太郎 → Taro Kawase
上記の例のように、氏名は日本語とは姓と名の並びを反対にして登録しましょう。
現住所の登録
氏名の登録と同様に、現住所登録でもローマ字を使うことが殆どです。
項目 | 日本語住所 | ローマ字記入例 |
郵便番号 | 〒100-1111 | 1001111 |
都道府県・市 | 東京都港区 | Minato-Ku Tokyo |
区町村・町名 | 青山 | Aoyama |
番地・部屋番号 | 1-1-1番地101号室 | 101, 1-1-1*1 |
項目 | 日本語住所 | ローマ字記入例 |
郵便番号 | 〒100-1111 | 1001111 |
都道府県・市 | 東京都港区 | Minato-Ku Tokyo |
区町村・町名 | 青山 | Aoyama |
番地・部屋番号 | 1-1-1番地101号室 | 101, 1-1-1*1 |
*1マンション・ビル名は省略できることも
該当する項目に正しい情報をローマ字で入力しましょう。入力する情報は、後ほど提出する「現住所確認書類」と同じである必要があります。海外FX業者はマネーロンダリング防止として本人確認を徹底しているためです。
また、「納税義務のある米国市民ですか?」という質問もされるので、「はい」か「いいえ」を選んで回答しましょう。
「米国市民(米国籍保有者)」もしくは「米国居住者」であれば、米国納税義務者となります。
米国納税義務者に該当する方は「当年の米国滞在日数が31日以上」であり、「直近3年間の米国滞在日数の合計が183日以上」という条件に当てはまる人です。
投資家の詳細情報の入力
海外FX業者では投資家の詳細な情報を求める業者があります。
これはその投資家の資産状況や資産運用経験(トレード経験)、これまで従事した経験などから、希望する海外FX業者でのトレードに適しているかどうかを会社側が判断する基準として知るためです。
項目としては以下のようになります。
項目 | 入力内容と例 |
投資額 (USD換算) | 投資予定額を選択 例)10,001-50,000 |
取引の目的および性質 | 目的の取引を選択 例)投資 |
雇用形態 | 職業形態を記入 例)事業主 |
職種 | 職種を選択 例)運輸代行事業 |
学歴 | 最終学歴を選択 例)学士 |
所得総額(USD換算) | 年間所得の総額を選択 例)50,0001-700,000 |
純資産(USD換算) | 純資産総額を選択 例)1,000,001-1,500,000 |
投資知識 | 投資に関する質問に回答 質問例)レバレッジを上げると、どのような影響があるか |
項目 | 入力内容と例 |
投資額 (USD換算) |
投資予定額を選択 例)10,001-50,000 |
取引の目的 および性質 |
目的の取引を選択 例)投資 |
雇用形態 | 職業形態を記入 例)事業主 |
職種 | 職種を選択 例)運輸代行事業 |
学歴 | 最終学歴を選択 例)学士 |
所得総額 (USD換算) |
年間所得の総額を選択 例)50,0001-700,000 |
純資産 (USD換算) |
純資産総額を選択 例)1,000,001-1,500,000 |
投資知識 | 投資に関する質問に回答 質問例)レバレッジを上げると、どのような影響があるか |
「取引の目的および性質」の項目では、次の項目から、目的に合ったものを選択します。
- 投機:短期的な差益獲得を目的とする取引行為
- 投資:利益を享受を目指し、長期的に資金を提供する行為
- ヘッジ:想定される価格変動リスクを回避するための取引
- リスク管理:自身の投資額に応じたリスクを選択し、適性な資金を管理する行い
- 分散:さまざまな銘柄に投資金額を分散して投資する取引
「投資知識」問題が出される場合、間違えてしまうと口座開設がいったん断られる場合があります。再チャレンジはできますが、もし問われた場合、答えをしっかりと確認して進めましょう。
投資額や所得総額などは自己申告のため、おおよその数字で問題ありません。難しく考えずに入力していきましょう。
手順3 口座開設の通知を受領
口座開設手続きが完了すると登録したメールアドレス宛に、ブローカーから口座開設通知メールが届きます。 メールには、口座や取引プラットフォームに使う口座情報、パスワードなどが記載されていますので確認しましょう。
海外FX業者のホームページに戻り、会員ページにアクセスします。「口座ログイン」「サインイン」といったボタンをクリックし、メールアドレスもしくは口座番号、パスワードを入力すればログイン可能です。口座開設完了メール内に会員ページにアクセスするボタンが表示されている場合もあります。
必要書類の詳細とアップロード方法
海外FXで口座開設が完了したら、次に待ち構えているのが本人確認作業です。海外FXの口座開設で最も手間のかかる作業といえるでしょう。
画像を撮影してアップロードする手間がかかり、書類の準備なども必要になってくる場合もあるためです。特に住所を証明する書類は、手元にない場合は公的な機関に出向いて発行してもらったり送付を申請する必要があります。
ここでは海外FX業者に提出する各種書類の詳細と、アップロード方法および本人確認作業について述べていきます。
必要とされる書類は各社違ってくる
海外FXの口座開設に必要となる書類は、「本人確認書類」と「住所証明書類」の2点です。
必要書類は各社違いがありますので、提出する前に各社の準備すべき必要書類をあらかじめ確認しましょう。
書類の提出は、スマートフォンで撮影した画像データをアップロードします。そのため、書類を郵送する必要はありません。
提出する書類の詳細をそれぞれ解説していきます。
本人確認書類
「本人確認書類」とは運転免許証やパスポートなどのように顔写真が必須の書類で、本人であることの証明や身分の確認のために提出します。
以下の書類を本人確認書類として使用できます。
- 自動車運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
パスポートは表面だけで提出できますが、自動車運転免許証やマイナンバーカードなどは裏面の提出が必要になることもあります。
書類は海外FX業者のスタッフが目視で確認するため、内容が鮮明でしっかりと読み取れるような画像を用意する必要があります。
住所証明書類
「住所証明書類」とは、住民票や公共料金の利用明細など住所が記載されている書類です。本人確認書類と現住所に相違がないかなどを確認するために提出します。
以下の書類を住所確認書類として使用できます。
- 銀行残高証明書
- クレジットカード利用明細書
- 現住所が記された各種健康保険証等
- 納税関係書類
- 印鑑登録証明書
- 保険・共済関係書類
- 運転免許証*1
住所証明書類は発行から期限が決まっていることが多く、3か月以内に設定している海外FX業者が多いです。なお、業者によっては6ヶ月以内に設定していることもあるため、あらかじめご確認下さい。
住所証明書類はただ住所が記載されていれば良いというわけではなく、公的な機関が発行する書類が必要です。なお、書類を間違えてしまったとしても、何度も提出することができます。理由をよく読み、再度提出しましょう。
*1一般的に、本人確認書類にパスポートまたはマイナンバーカードをご提出をされる場合のみ提出可能
本人確認・口座有効化の有無で制限がかかる
海外FX業者には、口座開設後に入金をして取引ができるところが多くあります。しかしその場合、以下のような制限がかかることが一般的です。
- 出金ができない
- 入金額に制限がかかる
- 口座開設ボーナスが受け取れない
- ロット数やレバレッジ等に制限がかかる
証明書類の提出方法
海外FX業者で提出する本人確認書類は、口座開設後にログインするマイページから行うことができます。
ログインページの「本人確認」「口座有効化」といったボタンをクリックして書類の提出画面に移ります。
具体的な流れは以下の通りです。
手順1 証明書類のデータ化
証明書類の画像やドキュメントデータなどを撮影して、デジタルデータ化します。
スマートフォンにて撮影する場合は、書類全体が鮮明に映っていることを確認の上撮影し、PCやスマートフォンに保存します。
スキャナーやプリンターで書類を読み取り、デジタルデータに変換して保存することも可能です。出来上がった画像は、内容が鮮明に読み取れるかどうかを確認しましょう。
手順2 証明書類データのアップロード
書類の提出画面で、「本人確認書類」「住所証明書類」のアップロードボタンをクリックして、それぞれアップロードします。
書類を提出するときの注意点
海外FXでの口座開設に必要な書類を提出する際には、以下の点に注意しましょう。
・有効期限が切れていないか
・表裏両面を提出すべきものはないか
・発行日から3ヶ月以内など、指定を満たすか
・各提出書類記載の名義や住所は一致しているか
・提出書類の四隅が画像枠内に収まっているか
本人確認書類は有効期限内なものであれば提出可能ですが、住所確認書類については発行から3ヶ月のものである必要があります。
ブローカーによっては6ヶ月以内のものであれば可能としているケースもあり、各社によって条件はさまざまです。事前に説明を読んだ上で書類の提出を行いましょう。
また偽造した書類でないことを確認できるように、画像は鮮明なカラーで、書類全体が写っている必要があります。
身分証明書とともにセルフィーが必要なことも
AIなどによる技術の進歩により、顔写真入りの偽造パスポートや運転免許証など、真贋を見分けることができるようになりました。
これはAML(アンチマネーロンダリング)を推進する金融機関としては、新規に口座開設をする際に、行わなければならないものの一つに挙げられます。
AML(アンチマネーロンダリング)とは、各金融機関がマネーロンダリング(資金洗浄)を防止し、対策することです。脱税や麻薬取引など違法行為で生じたお金がどこにいったのか分からなくなる事例が問題となっていますが、これは金融機関の口座を複数利用してお金の出どころを分からなくする「マネーロンダリング」が原因です。犯罪行為の抑止のために海外FXブローカーでも口座開設時の審査を厳重するなどして対策を行っています。
アップロードされた身分証明書類が本人のものかどうかを判断する手段として、身分証明書とともに、本人確認書類と同一の人間が映ったセルフィー画像(自撮り画像)を提出する海外FX会社もあります。
セルフィーは、スマホやパソコンのカメラを利用して、アプリやブラウザから提出します。送付する際には、ピントが合っているか、反射していないか、白黒写真になっていないかなどに注意して下さい。
細かい指示は会社ごとに違いますが、アップロード画面にて記載されているので、指示に従って手続きを済ませましょう。
まずは必要書類を揃えて口座開設!
近年の海外FXブローカーは、AI技術の革新的な進歩によって迅速に開設手続きを終えることが可能となりました。
同時に、海外FXが提供するボーナスを巧妙な手口で不正利用する者も現れ、本人確認の方法も厳格になりつつあります。
海外FXの口座開設に必要な書類は、多くの方が簡単に入手できるものですので、本記事を参考に口座開設にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
口座開設をスムーズに行うためにも、必要な書類を事前に準備して不備がないかの確認をきちんとしておくことをおすすめします。
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貴重な意見をいただきありがとうございます。
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