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先週の為替市場では、高市首相による衆院解散の報道が材料視されて円売りが進み、ドル円は一時159.45円まで上昇しましたが、週後半にかけて円安牽制が相次ぎ、一時158円も割り込むなど上下の激しい週となりました。ユーロドルは週を通して軟調に推移し、ポンドドルは週半ば以降は下落し、1.336台まで押されました。
1月12日(月)
週末にかけて浮上していた高市首相による衆院解散観測が引き続き意識され、リスク選好の円売りが進行しました。ドル円は158.2円付近で伸び悩んでいましたが、安値を切り上げる展開。ユーロドルは一時1.169台をつけ、ポンドドルは1.348台まで上昇しました。
1月13日(火)
片山財務相の円安けん制発言がありましたが、円売り傾向が強まりました。米CPIを受けて一時158.60付近まで下落しましたが、ドル円は159.19円の高値をつけました。ユーロドルは1.163台へ下落し、ポンドドルは1.349台をつけて反落し、1.342台で一日の取引を終えています。
1月14日(水)
前日の円安が続き、ドル円は159.45円の高値をつけましたが、片山財務相、三村財務官の相次ぐ円安けん制発言で介入警戒感が高まり、158.10円まで反落しました。ユーロドルは1.16台半ばでの小動き、ポンドドルはわずかに安値を切り上げ、一時1.346台をつけました。
1月15日(木)
衆院解散に続く積極財政思惑の円売りが下支えするなか、円安けん制発言や日銀関係者からの発言も伝わり、ドル円は158.87円の高値で上値を押さえられる展開となりました。ユーロドルは一時1.17を割り込み、ポンドドルは1.336台まで下落しました。
1月16日(金)
この日も片山財務相から円安けん制発言があり、ドル円は売り圧力が強く、戻りも限定的で、157.82円の安値をつけました。ユーロドルは1.1627まで上昇して1.1584まで反落し、ポンドドルは1.341まで戻しましたが1.336まで下落し、1.33台後半で週の取引を終えています。
先週1週間について、ボラティリティの観点からも振り返ります。
先週のドル円は、14日(水)に最も大きな値動きを見せました。急激な円安を受けた為替介入に注目が集まっています。
なお、先週1週間の24時間平均ボラティリティは以下の通りで、主要FX通貨ペアは小動きになっています。ビットコインのボラティリティも低下しています。
休場:米国
各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。
衆院選で与党勝利となった場合の積極財政への期待のほか、日本の財政悪化への懸念からもドル買い・円売りは継続する可能性があります。ただ、円安への政府の懸念は一段と強まっており、介入警戒感から159円超の水準では円安が抑制されるとの見方も出ています。
ドル円の日足を分析します。
159.45円をつけてから売り圧力が強まっていますが、ミドルラインは依然右肩上がりです。157円を割ると本格的に流れが変わりそうですが、そこまでは上目線継続で良さそうです。
続いて、ドル円の週足も分析してみます。
長い上ヒゲをつけ、売り圧力の高まりが示唆されます。強い上昇トレンドはまだ続いており、押し目をつけて上昇していく展開もありえます。上目線は継続で良いでしょう。
中東情勢の一段の悪化が回避される見込みとなったことや、トランプ米大統領がグリーンランド領有の意思を維持していることが、ドル買いに繋がっています。ユーロ圏の景況感の改善が見られれば、ECBの政策金利が長期にわたって据え置きになることが予想されます。
ユーロドルの日足を分析します。
下落基調が続いており、日足レベルではミドルラインが右肩下がりになっています。1.1469を割り込むと、中期的な流れも下落トレンドに移行しそうです。
続いて、ユーロドルの週足も分析してみます。
三週連続の陰線となっており、長い上ヒゲから売り圧力の強さがうかがえます。1.1469を割り込むかどうかが、目先で意識されるポイントになりそうです。
22日、23日に米重要経済指標の発表が控えています。地政学リスクでドルが動きやすい局面になっており、ドル主導の展開となりそうです。
それでは、ポンドドルの日足を分析します。
下落に歯止めがかかったように見えますが、戻り売りの局面が続いています。1.3311付近の水準を割り込むと、下落追いの流れが続きそうです。
続いて、ポンドドルの週足も分析してみます。
高値を切り下げながら安値を更新する波形になっており、売り優勢の局面です。1.3010を割り込むと、下値追いが加速しそうです。目線は下が良さそうです。
99.9%の高約定率でチャンスを逃さない。
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