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2025.05.26 NEW FXON流 マーケット分析(5/19~5/25)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の外国為替市場では、米国格下げの影響や米中・米EUの貿易関連報道を受けて、ドル売り優勢の展開が続きました。ドル円は一時的な反発も見られましたが、週を通じて下落基調を維持し、最終的には142円台半ばまで下落して、週の取引を終えました。

5月19日(月)

週明けのドル円は、前週末に報じられたムーディーズによる米国格下げの影響を受け、下窓を開けて145.2円台スタート。上値が重く、145円を挟んだもみ合いとなりました。ユーロドルは一時1.127台をつけ、ポンドドルは一時1.34台をつけるなど、堅調に推移しました。

5月20日(火)

ゴトー日のこの日、ドル円は東京時間前半で145.51円まで上昇しましたが、その後144.0円台まで反落し、軟調な推移となりました。日米財務相会合が注目されましたが、為替水準についての具体的な協議は行われなかったことが売り要因となっています。

このドル安を受けて、ユーロドルは上下しつつ1.128台へ、ポンドドルは1.339台へ上昇しました。

5月21日(水)

イスラエルがイラン核施設攻撃を計画との報道も出てリスク回避の円買いを誘い、ドル安の流れが続きました。ドル円は144円を割り込んで一時143.2円台をつけ、ユーロドルは1.136台へ上昇、ポンドドルも1.34台へ乗せて堅調に推移しました。

5月23日(木)

注目された日米財務相会合では具体的な為替水準が協議されず、この報道が円売りを誘いました。東京時間前半で144.40円台まで急騰。その後反落しましたが、NY時間になって再び144.3円台まで買い戻されました。

ユーロドルはドルの買い戻しに押されて一時1.125台まで下落。ポンドドルは1.34台前半でのもみ合いとなりました。

5月24日(金)

米財政赤字への警戒感などからドル売りが広がっていましたが、トランプ大統領が、米国産でないiPhoneに少なくとも25%の関税を課すとの報道が出て、ドル売り円買いが一気に進み、ドル円は142円台半ばまで下落しました。

この動きを受けて、ユーロドルは一時1.137台へ、ポンドドルは1.35を超えて堅調に推移しました。

ボラティリティ分析

先週1週間について、ボラティリティの観点からも振り返ります。

先週のドル円は、比較的落ちついた値動きでスタートしましたが、23日(金)の値動きは180pipsを超え、トランプ大統領による関税についての発言が大きな影響力をもつことが分かります。

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なお、先週1週間の24時間平均ボラティリティは以下の通りで、主要FX通貨ペアにトレンドは認められるものの、じわじわとした値動きです。

  • ドル円:125.6 pips
  • ユーロドル:89.9 pips
  • ポンドドル:91.9 pips
  • Gold:558.5 pips
  • Bitcoin:38,971.1 pips

今週の主要な経済指標、要人発言

5月28日(水)

  • 27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

5月29日(木)

  • 21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)

5月30日(金)

  • 21:30 米国 4月個人消費支出(PCEデフレーター)
  • 21:30 米国 4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
  • 21:30 米国 4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

トランプ大統領の関税政策や、中東情勢によりリスク回避の雰囲気が高まっており、ドル売り・円買いが続きそうです。新たなドル買い材料が出てこなければ、140円近辺がターゲットになる可能性もあります。

ドル円の日足を分析します。

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148円台からの下落が続き、-1σを実体で下抜けています。次に意識されるのは141.60円と見られ、そこも下抜けると、本格的に140円台を試す展開になりそうです。

続いて、ドル円の週足も分析してみます。

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143円を割り込み、-1σを実体で下抜けて下落の勢いが強くなっています。戻り売りの形になっており、140円を目指して下値を追う展開になりそうです。

ユーロドル(EURUSD)

5月上旬の下落基調に歯止めがかかり、上昇傾向になってきています。このままドル安傾向が続ければ、4月につけた高値が意識されそうです。

ユーロドルの日足を分析します。

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ミドルラインを上抜けて、+1σへ到達してから横ばいに推移しています。目先は1.14のラインが意識されると見られ、そこを明確に上抜けると、上値を追う展開になりそうです。

続いて、ユーロドルの週足も分析してみます。

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+2σを超えてからバンド内に戻されていましたが、再び上昇に転じています。1.14を明確に上抜けると、さらに上を目指す展開になりそうです。

ポンドドル(GBPUSD)

米国の格下げやトランプ大統領によるiPhoneへの高関税方針などを受け、ドル売りが加速しています。ポンドも一定の買いが入りやすい地合いとなっており、年初来高値を更新し、2024年の高値も超えてきました。ドル安の動向を窺う展開となりそうです。

それでは、ポンドドルの日足を分析します。

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-2σまで下落したあとバンド内に戻り、反発の勢いで上昇トレンドへ移行しました。2024年の高値1.3443を突破しており、上昇の強さが示されていますが、利確売りによる調整に注意が必要です。1.3139を明確に下抜けない限りは、押し目買いが意識されやすいでしょう。

続いて、ポンドドルの週足も分析してみます。

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横這いを上に抜け、ポンドドルは2024年の高値を更新しました。利益確定の売りが入り、調整で一時的な下落が入るかもしれません。ただ、1.3139を割り込まない限りは上昇トレンド継続と判断し、買い目線で良さそうです。

99.9%の高約定率でチャンスを逃さない

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