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2025.05.19 FXON流 マーケット分析(5/12~5/18)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の外国為替市場では、米中共同声明による関税引き下げ発表により、ドル円は145円台から一時148円台後半まで急伸しましたが、合意が90日間の期限付きで、アジアへの通貨安是正圧力への懸念から144円台まで下落するなど、大きく振幅する展開となりました。

5月12日(月)

週明けの相場は円安・ドル高方向に窓を開けて始まり、ベッセント米財務長官が、米中貿易協議について進展があったと発言したことが支えとなり、ドル円は148.65円まで上昇し、一日で約3円もの円安ドル高となりました。

このドル高の影響で、ユーロドルは1.106台まで、ポンドドルも1.313台まで急落しました。

5月13日(火)

前日の急伸を受け、利益確定の調整も入りつつ、ドル円は軟調に推移して147.3円まで下落しました。ユーロドルは1.119台まで回復し、ポンドドルは前日の下げをほぼ戻して1.331台まで上昇しました。

5月14日(水)

ロンドン時間になり「米韓高官が為替政策を協議」との報道からドル売り・円買いの動きが強まり、ドル円は前日から続いていた下落に勢いがついて145.60円をつけましたが、その後買い戻しがありました。

これを受けてユーロドルは一時1.126台をつけましたが1.116台まで押し戻され、ポンドドルは1.336台まで伸びたものの反落し、1.325台で一日の取り引きを終えています。

5月15日(木)

ドル円は引き続き調整の動きが続き、146円台前半まで下落。米国の日本を含めた通貨安是正の圧力への懸念が続き、リスクオフの円買いが優勢となりました。

ユーロドルは1.12を挟んでほぼ横ばいに推移し、ポンドドルはやや堅調に推移して1.33台へ乗せました。

5月16日(金)

ドル円は東京時間で一時144.9円台まで下押しされる場面があり、週明けの米中貿易協議の合意による上昇分がほぼ帳消しとなりました。その後買い戻しが入って146.1円台まで戻しましたが、クローズ直前に145.5円台まで下落しました。

ユーロドルは一時1.113台まで、ポンドドルは1.325台まで下落し、週の取り引きを終えています。

今週の主要な経済指標、要人発言

5月19日(月)

  • 18:00 ユーロ 4月消費者物価指数(HICP、改定値)
  • 18:00 ユーロ 4月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)

5月22日(木)

  • 20:30 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

5月23日(金)

  • 08:30 日本 4月全国消費者物価指数(CPI)
  • 08:30 日本 4月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
  • 08:30 日本 4月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)
  • 23:00 米国 4月新築住宅販売件数

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

9日の上げが帳消しになった状況で、カナダで行われるG7財務省・中央銀行総裁会議の場で日米2国間の協議が行われる可能性があり、円安是正について協議されれば、円買い圧力が強くなりそうです。

ドル円の日足を分析します。

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先週始めに148円台まで上昇しましたが、その調整局面が続いています。ローソク足がほぼ十字線になっています。目先の方向性は不透明ですが、144.92円を明確に下抜けると、ミドルライン付近まで押される展開もありえます。

続いて、ドル円の週足も分析してみます。

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週足は4週連続の陽線ですが、上ヒゲが長く伸びています。前回高値の更新に失敗し、売り圧力が強まっている状況です。目先安値の144.92円を実体で下抜けると、140円を目指す下値追いが加速する展開も考えられます。

ユーロドル(EURUSD)

9日のドル高による下落から回復して以降、ユーロドルはや動意の薄い展開になっています。米中貿易交渉や首脳会談で両国の歩み寄りが進めば、ドル買い圧力がかかりそうです。引き続き米国の貿易関連のヘッドラインに左右されるでしょう。

ユーロドルの日足を分析します。

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上昇トレンドが一服し、ミドルラインから下での推移が続いています。売り圧力が優勢で、下値を探る展開です。目先安値の1.1065を明確に下抜けると、1.10を試す展開が想定され、そこを割り込めば本格的な下落トレンドへの移行も考えられます。

続いて、ユーロドルの週足も分析してみます。

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ミドルラインは右肩上がりを維持していますが、長い上ヒゲをつけて以降4週連続の陰線になっており、売り圧力が強まっています。+1σを下抜けて反発しているものの、1.1065を実体で下抜けていくと、1.07付近まで下落していく展開もありえます。

ポンドドル(GBPUSD)

先週は一時的に1.314台まで押されたものの、下落を帳消しにして以降はユーロドルと同じく保ち合いの状況です。引き続きドル主導の展開が続きそうです。

それでは、ポンドドルの日足を分析します。

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バンド幅が収縮し、ミドルラインは水平になっており、ミドルライン付近でのもみ合いになっています。目先高値の1.3343、目先安値の1.3139のどちらへ抜けても、値動きに勢いが出そうです。

続いて、ポンドドルの週足も分析してみます。

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ミドルラインは右肩上がりを維持しており、週足では1.3443のブレイクが意識される局面ですが、売り圧力が強くなってきています。1.3139を下抜けると、1.30付近まで下落するかもしれません。

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