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2025.05.05 FXON流 マーケット分析(4/28~5/4)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の外国為替市場では、ドル円が大幅に反発し、一時145円台を回復しました。トランプ政権による関税関連の動きが一服し、日銀の早期利上げ観測が後退したことで、円売りが優勢となりました。

米国経済にはスタグフレーション的な兆候も見られたが、ドル相場は底堅く推移。ユーロドル、ポンドドルはドル高の影響で上値が重い展開となりました。

4月28日(月)

週明けの為替市場では、29日のトランプ大統領就任100日記念演説や米経済統計待ちで方向感が出ないなか、NY時間でドル売りが優勢となり、NY市場クローズ直前に142円ちょうど付近まで下落しました。

このドル売りを受けて、ユーロドルは1.14台をつけ、ポンドドルは1.34台へ乗せました。

4月29日(火)

ドル円は前日の下げから反発して142.7円台を一時回復しましたが、下値攻めの流れは継続しており、NY時間には一時141.97円をつけました。ユーロドルは1.14台から伸び悩み、一時1.139台に戻され、ポンドドルは軟調に推移して主に1.34台での小動きでした。

4月30日(水)

トランプ大統領の就任100日記念集会演説は無難な内容となり、米国の自動車関税について除外条件などの方針が示されてドル円に買いが入って143円台を回復しました。ADP雇用統計や米GDP速報値が悪い結果となって下落しましたが、その後143円台に戻しています。

この日のドル買いに押されて、ユーロドルは1.131台へ、ポンドドルも1.330台まで下落しました。

5月1日(木)

この日は日銀金融政策決定会合が注目されました。政策金利据え置きとなり、成長率・インフレ率の見通しがともに下方修正され、植田日銀総裁の発言でも早期利上げ観測が大きく後退し、買いが集中してドル円は145.6円台まで上昇。

ユーロドルは1.13を割り込み、ポンドドルも1.32台後半に軟化しました。

5月2日(金)

中国商務省が米国との通商協議を検討中との報道官談話が発表され、ドル円は145.92円台まで伸びましたが、それ以後は下落に転じ、一時144円を割り込みました。しかしそこから買い戻しが入り、週の取引を145円目前で終えています。

この日のドルの上下動を受けて、ユーロドルは一時1.138台を回復するも再び1.13を割り込み、ポンドドルも1.33目前まで回復した後、1.326台まで押されました。

今週の主要な経済指標、要人発言

5月5日(月)

  • 23:00 米国 4月ISM非製造業景況指数

5月7日(水)

  • 27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
  • 27:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

5月8日(木)

  • 08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
  • 20:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
  • 20:00 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

トランプ大統領はFRBへ利下げを強く要請していますが、米FOMCについては政策金利据え置きが予想されています。日銀追加利上げ観測の後退を受けて、ドル円は短期的に上昇トレンドが意識されています。

ドル円の日足を分析します。

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146円目前で押し戻されて反発し、レジスタンス突破を試す局面です。ここを越えれば上値追いが続くと見られますが、ミドルライン付近の143.5円を下抜けると、140円付近までの下落もありえます。

続いて、ドル円の週足も分析してみます。

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中期的には戻り売りが優勢の局面ですが、146円を明確に上抜けて陽線をつけられれば、上昇トレンドへの転換がサインになりそうです。逆にここで押し戻されると下落トレンドの継続となるため、146円が重要な心理的節目になるでしょう。

ユーロドル(EURUSD)

ドルの買い戻しが進行して上値に押される中、ユーロはまだ底堅さを保っている状況です。米FOMC後の流れ次第でユーロへの下押し圧力が強まる展開もありえるので、ドル動向に引き続き注意が必要です。

ユーロドルの日足を分析します。

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3月から続いていた上昇トレンドが一服し、ミドルラインを割り込みつつあります。目先でサポートされている1.1264の水準を明確に下抜けるかどうかが、再上昇と下落の分水嶺になりそうです。

続いて、ユーロドルの週足も分析してみます。

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強い上昇トレンドは継続中と見ることができますが、高値を更新してから上値が重くなっています。目先安値の1.1264を下抜けると、ミドルライン付近まで調整が入る展開もありえます。

ポンドドル(GBPUSD)

先週始めは直近高値を更新する動きを見せたポンドドルですが、ドル高の進行につれて軟調になりつつあります。8日発表の英国政策金利は0.25%の利下げが広く予想されています。

それでは、ポンドドルの日足を分析します。

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上昇トレンドが一服し、1.3443の高値をつけて反落している局面です。目先安値の1.3233を明確に下抜けてミドルラインまで割り込むと、トレンド転換の兆しとなりそうです。

続いて、ポンドドルの週足も分析してみます。

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年初からの上昇トレンドが続いており、トレンドの勢いは維持されているものの、上ヒゲを伴う形状から過熱感も見られます。ここを明確に突破できればさらなる上値が見込まれますが、反落して1.3233の水準を終値で割り込むと、トレンド転換の可能性もあります。

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