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2025.02.24 FXON流 マーケット分析(2/17~2/23)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の外国為替市場では、円高が進行し、ドル円は全体として下落基調となりました。日本のGDPが予想を上回る伸びを示したことなどで、追加利上げ観測が強まりました。

米国がウクライナ停戦をめぐる協議に入るも、温度感に差がある欧州に不透明感が広がり、リスク回避のドル安の動きも出てきました。

2月17日(月)

週明けのドル円は152円台前半でスタートしましたが、日本のGDPが市場予想を上回って円買いが強まり、下値の広がりに対して戻りが鈍く、151円台前半まで下落しました。

ユーロドルは主に1.04台後半で小動きとなり、ポンドドルは一時1.263台をつけました。

2月18日(火)

ウォラーFRB知事の発言で米利下げ観測が後退し、ドル円は152円まで上昇しました。その後は方向感に欠けた展開になり、主に151円台後半での推移となりました。

ユーロドルは軟調で1.044台へ下落し、ポンドドルは1.26を挟んでの小動きでした。

2月19日(水)

日銀高田審議委員の発言は、ある程度利上げに前向きであった一方で、想定内の内容にとどまり円売りが進みました。その後ドル売り圧力が強まり、ドル円は151円台半ばへ下落しました。米FOMC議事録が公表され、FRBがしばらく利下げを見送る姿勢が確認されましたが、市場の反応は限定的でした。

米国とロシアがウクライナ停戦をめぐる協議を始め、EUと米国では貿易協議が行われるなど、欧州には不透明感が広がっています。ユーロドルは1.04台へ下落し、ポンドドルも1.25台後半まで下落しました。

2月20日(木)

日銀の追加利上げ観測などを背景に円買いが優勢となりました。ウクライナ停戦をめぐる米国と欧州の温度差から、ドル安の動きも加わり、ドル円は節目の150円を割り込んで149.3円台まで下落しました。

ドル安を受けてユーロドルは1.05台へ戻し、ポンドドルも1.26台後半まで上昇しました。

2月21日(金)

衆院予算委員会で植田日銀総裁が「長期金利が急激に上昇すれば機動的に国債買い入れを増額する」と発言したことで円売りが強まり、ドル円は昼過ぎに150.7円台まで上値を伸ばしました。

しかし、この日発表された米経済指標が揃って弱い結果となり、日銀早期追加利上げへの期待感とリスク回避の円高が重なり、ドル円は一時148円台まで下落しました。

ユーロは軟調に推移して1.045台まで下落し、ポンドドルも1.26台前半まで下落しました。

今週の主要な経済指標、要人発言

2月24日(月)

  • 19:00 ユーロ 1月消費者物価指数(HICP、改定値)
  • 19:00 ユーロ 1月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)

2月26日(水)

  • 24:00 米国 1月新築住宅販売件数

2月27日(木)

  • 21:30 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
  • 22:30 米国 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)

2月28日(金)

  • 22:30 米国 1月個人消費支出(PCEデフレーター)
  • 22:30 米国 1月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

日銀追加利上げ観測の高まりによる円買いと、リスク回避のドル売りによる円高ドル安が継続する可能性があります。節目の150円を割り込み、下値をさらに追う展開もありえるでしょう。

ドル円の日足を分析します。

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下落基調が続いており、昨年12月安値の148.64円が目前です。ここを下抜けると、下値追いがさらに加速しそうです。

続いて、ドル円の週足も分析してみます。

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長期目線で見てみると、昨年12月から上げてきた分を戻しています。目先の安値である148.64円を下抜けると、昨年9月につけた140円を目指す可能性があります。下目線継続で良いでしょう。

ユーロドル(EURUSD)

欧州経済の回復の遅れが指摘されており、今週発表されるHICPなどの経済指標を慎重に見極める必要があります。ウクライナ停戦協議が欧州に不透明感をもたらしており、ユーロ売りが強まる可能性もあります。

ユーロドルの日足を分析します。

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+1σを挟んでのレンジになっており、1.05付近で押し戻されています。1.0533を上抜けていけば、さらに上値を追う展開になりそうです。

続いて、ユーロドルの週足も分析してみます。

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-1σを離れて、ミドルライン到達まであと少しです。日足と同じく、レンジ上限の1.0533を上抜けていけば、明確に上目線に切り替えられるでしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

米経済指標の不調やリスク回避のドル安の影響を受けて、ポンドドルは堅調に推移しています。今週は重要度の高い英国の経済指標もなく、ドルの動きを引き続き注視することになりそうです。

それでは、ポンドドルの日足を分析します。

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堅調な推移が続いており、1.26を超えてきました。先週はバンドウォークになっており、+2σに到達して押し戻される可能性もありますが、上目線継続で良いでしょう。

続いて、ポンドドルの週足も分析してみます。

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3週連続で陽線を形成して、ミドルラインへ到達しています。このまま1.28を目指して上昇していけば、昨年の水準に戻していけそうです。目線は上で良いでしょう。

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