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2024.01.22

FXON流 マーケット分析(1/15~1/21)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の為替相場は、全体的にドルが上昇、円が下落、またユーロやポンドは、ドルに対しては大きな流れが出ませんでしたが、対円では上昇の流れが明確でした。このあたりを総合的に考えると、相対的に円売りが進行したと考えても良いでしょう。

まずドルの流れですが、1月16日(火)にFRBのウォラー理事が、「インフレの再燃がなければ、今年の利下げは可能である。しかし、以前ほど迅速に利下げしたり急いだりする理由はない」という主旨の発言をするなど、早期利下げは時期尚早であるという要人のコメントが複数出ました。

また、1月17日(水)の小売売上高、1月18日(木)の失業保険が市場の予想を下回り、インフレ圧力の継続と認識されたことも、利下げ開始タイミングの後ろ倒しを意識させるものでした。

さらに米長期債の利回りが上昇したことも、ドル買いにつながっています。

こういった背景があって、CMEのFedWatch ツールでは、3月に金利が据え置きとなる確率は52.9%と大幅に上昇し、利下げする確率を上回りました。1月12日時点の金利据え置きはわずか19%でしたから、完全に情勢は逆転したといえます。

それとは逆に、能登半島地震による影響もあり、1月23日(火)の日銀金融政策決定会合では、日本の金融政策は現状維持がほぼ確定的です。

年末には利下げ開始観測によりドル売り円買いが進行しましたが、ここ最近の情勢の変化により、本来の金利差に基づいたドル買い円売り相場が戻ってきたといえるでしょう。

なお、1月16日(火)にビルロワドガロー仏中銀総裁が、「ECBは今年中に利下げする可能性は高いが、時期は未定である」と述べるなど、ECB関係者も早期利下げには慎重な姿勢を示しています。

この日、英国の雇用統計では週平均賃金の伸びが鈍化し、ポンド売りを誘っていました。しかし、いまだインフレを上回る水準であり、失業率も4.2%で低位安定しています。これにより、英中銀の早期利下げに対する慎重論が広がっています。

この結果、ポンド円やユーロ円は上昇する1週間となりました。

今週は、1月23(火)に前述の通り日銀金融政策決定会合から政策金利発表、植田総裁の会見があります。また、1月25日(木)には、ECBの政策金利発表とラガルド総裁の記者会見、米国のGDP速報値や新築住宅販売件数の発表が予定されています。

1月26日(金)には日銀金融政策決定会合の議事要旨と、米国のPCEデフレーター(個人消費支出)の発表があります。

注目度が高い経済指標が多いですが、ポイントは各国の金融政策に関する情報の有無です。利下げ(日本の場合は利上げ)のタイミングが早まるのか、後ろ倒しになるかで通貨が売買されるため、この点に注目してみてください。

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

1月FOMCでの金利据え置きは確定的ですが、3月のFOMCがどうなるかは、ほぼ五分五分の状況だけに一つの材料で、相場が大きく動く時期であるともいえます。

ただし、FOMC直前で関係者がコメントを差し控える時期に入っているため、経済指標をよく見ていく必要があるでしょう。それでは、ドル円の日足を分析してみます。

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ダブルボトムからの上昇トレンドに入ったと見て良いでしょう。144.95円のネックラインがレジサポ転換していることが、チャートから読み取れます。ボリンジャーバンドの+1σ~+2σ間での値動きに移行しており、+1σを割り込むまでは買い目線でOKです。

続いて、ドル円の週足も分析してみます。

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ボリンジャーバンドの-2σ付近が底になり、急激に反発しています。去年と今年の高値である152円手前まで急接近しており、もう一度試しにいくと思っておいて良いでしょう。

ユーロドル(EURUSD)

ドルもユーロも、早期の金利引き下げに対して市場は慎重なスタンスを強めています。そのため、ユーロドルが長期的なトレンドをすぐに描く可能性は高くないはずです。今週は短い時間足でのトレードに徹するのも一つの手です。

それでは、ユーロドルの日足を分析してみます。

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高値切り下げ、安値切り上げの状態です。また、直近の値動きを見ても、上下にヒゲが長く実体が短いローソク足が多く、方向感に乏しいことが分かります。ユーロとドルの力が均衡していることを表しているため、反転狙いのトレードに向いている地合かもしれません。

続いて、ユーロドルの週足も分析してみます。

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週足でも高値切り下げ、安値切り上げの状態で、値動きが収縮していると考えられます。こういった局面では、どちらか放れた方向についていくのが常道です。

ポンドドル(GBPUSD)

先週の月曜と火曜日は下落したものの、週の後半にかけては行ったり来たりの展開でした。現在もみ合っている水準からどちらに動き出すのか市場参加者が注目している状況です。

それでは、ポンドドルの日足を分析してみます。

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日足で見ると、高値圏に三尊天井出現で、「ネックラインの1.2612を割り込めば下げが加速するかも...」という状況です。続いて、ポンドドルの週足も分析してみます。

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ボリンジャーバンドの+1σは超えたものの、そこで値動きが停滞しています。週足では本格的なトレンドの発生待ちといったところです。

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