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2024.01.02

FXON流 マーケット分析(12/25~12/31)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

2023年最終週の値動きを振り返ってみましょう。12月25日(月)はクリスマス休暇で休場だったので、取引再開は26日(火)からでしたが、この日もボクシングデーということで欧米を中心に休場になる国が多くありました。

よって、本格的な値動きは27日(水)からでした。この日から翌28日(木)にかけて、ドル円は下落を続け、140.24円の安値をつけています。反対にユーロドルとポンドドルは、ドル安の流れに乗って水曜から上昇し、木曜の夜のはじめ頃(日本時間)に高値をつけています。

今週は、1月3日(水)に米国のISM製造業景況指数、1月4日(木)の未明にFOMCの議事要旨公表、1月5日(金)にユーロの消費者物価指数と米国の雇用統計があります。年末から続く流れを変える材料があるかに注目です。

新年一発目ということで、長めの視点から今年の流れも考えてみましょう。

2022年初頭にロシアとウクライナの戦争が始まったこともあり、世界的なインフレが発生します。この状況で各国はこぞって政策金利を上げ、極端なインフレを対策しようとします。その結果として、金利を据え置いた日本円が売られ、米ドルを始めとする外貨(日本から見た場合)が買われる流れが明確になり、ドル円などの円絡みの通貨ペアが爆発的に上昇しました。

しかし、インフレも沈静化しつつあります。特に米国は各経済指標の結果から、経済の過熱は落ち着いてきていると判断されています。ドル円のチャートでは、2023年11月の高値が2022年10月の高値を超えられず、そこから年末にかけて10円ほど下落しています。

なお、ユーロや英国でも、米国同様の利上げによるインフレ対策を行ってきましたが、今年24年には利下げが始まるのではないかとの見方が強まってきています。

これに加えて、長らく続いてきた日本のマイナス金利が、そろそろ解除されるのではないかという見通しが広がっています。もしそうなれば日本は利上げになりますから、ドルの利下げとあいまって日米金利差は一気に縮まることになり、円高ドル安が加速すると思われます。

上記が、今考えられる今年の基本路線ですが、ニュースを常に織り込んで相場が動いていることを忘れてはいけません。長期的な方向感を持ちつつ、目先の値動きはテクニカル分析を駆使して追いかけることで、大怪我をする可能性はかなり下がるかと思います。

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

前述の通り、米国のインフレは落ち着きを見せ始めており、ドルの利上げは既に終了。市場の関心は、どのタイミングから、どれだけのペースで利下げしていくかにシフトしています。

1月2日(火)時点のフェドウォッチの予想によれば、1月のFOMCは据え置き、3月のFOMCから利下げが始まる見通しです。その内訳は、0.25%の利下げ予想が73.8%、0.50%の利下げ予想が12.6%となっています。

今後のスタンスは、各種経済指標や要人発言が、この利下げ見通しを補強するものなのか、疑問視するものなのかという視点で見ていくと良さそうです。フェドウォッチに限らず、相場の見通しは常に変動し続けるもので、既に織り込まれている情報を否定する材料が出れば、チャートは逆方向に動きます。

また、日銀の動向も重要で、大きく動くことが多かった金融政策決定会合の日程はチェックしておきましょう。次回は1月22日、23日に予定されています。

それでは、ドル円の日足を分析してみましょう。

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昨年から引きっぱなしにしている、直近安値の141.63円は、昨年夏に形成されたダブルボトムネックラインや、その直後の押し目の水準とも一致しており、市場には明らかに意識されています。

このラインへは何度かトライして跳ね返されていますが、年末についにブレイク。さらに一時的に超えるも、押し戻されて上ヒゲを伸ばしています。

ボリンジャーバンドも下降バンドウォークと呼べる形状なので、目先は下降トレンドといえそうです。

続いて、ドル円の週足を分析していきます。

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日足と週足が似たような構造になっており、こちらでもダブルボトムのネックラインが、押し目を作っています。まさにフラクタル構造ですが、その水準である137.91円が次なるターゲットになるかもしれません。

ユーロドル(EURUSD)

現状では、ユーロの利下げ開始時期がドルよりは遅くなると予想していますが、今後出てくる経済指標などの材料によって、そのタイミングは前後します。

今週注目したい材料に、1月5日(金)に予定されている消費者物価指数があります。前回(11月30日)は2.4%と低水準で、インフレ鈍化を示すものでした。今回は3.0%と予想されていますが、これが前回同様の低水準であった場合は、ユーロ売りにつながることが予想されます。

それでは、ユーロドルの日足を分析してみましょう。

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節目の1.1016を上に抜けました。その後は高値圏で反落し、このライン付近まで戻ってきています。押し目となるかをチェックしましょう。

続いて、ユーロドルの週足も分析してみましょう。

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長期的に見ると、明確なトレンドはありません。ボリンジャーバンドの±2σの内側での値動きが続いています。

ポンドドル(GBPUSD)

一時は10%を超えていた英国のCPI(消費者物価指数)も、昨年11月時点で4%前後まで落ち着いてきています。順調に下がり続けるなら、利下げ観測も強まっていくと思われます。

次回の英国のCPIは1月17日に発表されます。

それでは、ポンドドルの日足を分析してみましょう。

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上昇傾向ですが、行ったり来たりしている局面が多く、明確な上昇トレンドには見えません。ボリンジャーバンドのミドルラインも角度がありません。

続いて、ポンドドルの週足も分析してみましょう。

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週足だと、日足よりは綺麗なスイングが現れています。先週に続いて、ボリンジャーバンドの+2σ手前からヒゲを伸ばして下落しています。

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