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2023.10.30

FXON流 マーケット分析(10/23~10/29)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

誰もが注視していた、10月3日以来のドル円150円超えが、先週後半にあっさり達成されました。10月25日(水)の取引時間終了直前に150円を突破すると、その勢いのまま10月26日(木)には150.77円の高値をつけ、150円より上の価格帯をキープして日足が確定しました。

こういった強いドルの背景には、米国10年債利回りが16年ぶりに5%を突破したこともあります。

しかし10月27日(金)には、149.45円の安値をつける下落を見せ、最終的には150円未満で引けています。これはつまり、日足の終値では150円超えを一時達成したものの、週足では上ヒゲが伸びて反落し、終値でのブレイクには失敗していることになります。

先週の高値の150.77円が当面の高値となる場合、昨年の高値151.94円からの明確な高値切り下げとなり、ダウ理論的には高値更新失敗=上昇トレンドの否定となります。

長期的&総合的な視点で、今どのあたりに価格があり、市場がどう評価しているのかを意識していきましょう。

今週の予測

各チャートにボリンジャーバンド(期間:20)の±1σ、±2σを表示して分析していきます。

ドル円(USDJPY)

既に述べた通り、ドル円がこのまま高値を更新できなければ、上昇トレンドの継続チャレンジに失敗したことになります。とはいえ、今すぐに売りを仕掛ければOKというような性急な話でもありません。

ドル円を売ると、1日ごとにかなり多くの支払いスワップが発生することもあり、変なタイミングで売りポジションがつかまると、ゴリゴリと金利を支払い続けることになります。

今週はドル、そして円に関する重要なイベントが目白押しです。まず10月31日(火)には、日銀金融政策決定会合、政策金利発表があります。時間はいつもの通り未定ですが、これまではおおむね正午前後に発表されてきました。そして、15時30分には植田日銀総裁の会見があります。

政策金利が変動する可能性は低いですが、同時に発表される内容や日銀総裁のコメントが、相場を爆発的に動かすケースも考えられます。

さらに11月1日(水)の未明(日本時間では翌日)には、FOMCによる政策金利発表と、パウエルFRB議長の会見があります。こちらは今の相場の最重要テーマで、いわゆる本命となります。市場は金利据え置きを予想していますが、会見内容も含めて目が離せません。

そして、11月3日(金)には雇用統計まであるという、非常に濃密な1週間となりそうです。

それでは、ドル円の日足チャートを見てみましょう。

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ようやく150円を終値ベースでブレイクしたものの、金曜日には長い陽線で割り込んでしまっています。

ボリンジャーバンドのミドルラインは僅かに右肩上がりですが、バンド幅は狭まっているため、既にトレンドの勢いはありません。続伸か、反落かは、チャートとファンダメンタルズを組み合わせて判断する必要があります。

続いてドル円の週足を見てみましょう。

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週足の実体ベースでは、150円を上回ることはできませんでした。

ボリンジャーバンドの+1σ~+2σ間の値動きは続いていますが、上下のバンド幅が拡大していない点に注目です。これはボラティリティが増していないことを表しています。この幅が広がり始めると、新たなトレンドの流れが生じたことを示唆します。

ユーロドル(EURUSD)

10月23日(月)に大きく上昇するも、10月24日(火)には1.0694の高値をつけて下落しています。週の後半は方向感に乏しい値動きとなりました。

ユーロ圏には強力なテーマはなく、良くも悪くもドル次第で上下動するのが、今のユーロドルです。それだけに今週のFOMCは注目で、米国の金融引き締めの出口が示唆されれば、ユーロドル上昇につながります。

ユーロドルの日足を見てましょう。

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下降バンドウォークが一服してからは、上下動しながらもゆっくり上昇しています。

こういった押し目や戻りが深い緩やかなトレンドは、エリオット波動でいうところの調整波であることも多いです。直近は下降トレンドだったわけで、現在の調整の上昇から再度下落というケースもチャート形状的にはありえます。

続いてユーロドルの週足の形を見てみましょう。

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下降バンドウォークとなっており、なおかつ上下のバンド幅が拡大しているため、この時間軸では下げの勢いがつきはじめていると判断できます。

先週、一度は-1σを超えたものの押し戻され、上ヒゲを伸ばしています。長期的には売り優勢と見て良いでしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

ユーロドル同様、先週前半に1.2288の高値をつけてから反落しています。ユーロとポンド間に大きな価格差を生じさせる材料やニュースはないため、必然的にポンドドルとユーロドルは、どちらも対ドルの関係性主体の似たような値動きになります。

ポンドドルの日足を分析してみましょう。

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長く続いた下降バンドウォークが一段落すると、高値が切り下がり、安値が僅かに切り上がるもみ合い相場に移行しています。チャート形状的には、ここから続落がイメージしやすいですが、米国の金利政策に変化の兆しがあれば話は変わってきます。

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週足では下降バンドウォーク中です。こちらも上下のハンド幅が拡大傾向で、ボラティリティの増大を読み取れます。安値1.1803トライはもう少し先になるかもしれません。

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