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2022.12.19

FXON流 マーケット分析(12/12~12/18)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の為替市場は年内最後といえるイベント週。13日(火)米・11月消費者物価指数(CPI)、14日(水)FOMC、15日(木)イングランド銀行金利発表及びECB金利発表とイベントが続きました。ただし各イベントの発表後に大きな値動きが生じても、トレンド発生には至らず全体的にはレンジの値動きが継続。既に年末相場で値動きが限定的となるなかで、イベント週でもトレンド発生には至りませんでした。

今週の予測

ドル円(USDJPY)

約3円幅のレンジ相場が継続中、米10年債金利の動向を注視。

先週のドル円週足は、上下にヒゲのある実体の短い陽線を形成。方向感のない取引となりました。11月最終週に急落し、12月最初の先々週は反発して先週も反発継続が期待されたものの、限定的な値動きとなり136.67円で取引を終えています。

ドル円は、10月の年初来高値(151.94円)と直近安値(133.61円)の間に引いたフィボナッチ・リトレースメント23.6%(137.9円台)を超えられない状態が継続中です。また135円付近には200EMA(200日移動平均線)が存在しており、12月は200EMAとフィボナッチ・リトレースメント23.6%間の135~138円台の約3円幅の短いレンジの取引に留まっています。

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既に年末相場で値動きが限定的となるなかで、今後益々値動きが狭くなると予想されます。よって、レンジをブレイクするのは年明けとなる可能性も。

なお、レンジを上方ブレイクした場合の目標値は、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の140.6円台です。下方ブレイクの場合は、節目価格130円が目標値となります。

ドル円は足元で、米10債金利の動きに影響されています。米10年債金利は10月後半の4.3%をピークに下落が続いたものの、12月に入り3.5%を前後する状態です。米10年債金利が3.5%を前後する水準から上下どちらに動き始めるかで、ドル円の方向性も見えると考えられます。

年内は方向性が出ない可能性もあるドル円ですが、上下のレンジ幅は約3円で短いため、次のブレイク発生を待つのがベターといえるでしょう。

ユーロドル(EURUSD)

ECBラガルド総裁のタカ派的発言を契機に下落も、独米長期金利差は上昇を示唆。

先週のユーロドル週足は、上ヒゲの長い陽線を形成。ゆるやかな上昇が続くなかで、週の前半は着実な上昇を見せたものの、15日のECBラガルド総裁のタカ派的発言を契機に下落に転換。その結果、15~16日は2営業日続けて日足が陰線となりました。ただし週足は陽線に留まっており、週前半の上昇分は維持され、1.0584ドルで取引を終えています。

ユーロドルは11月から200EMAを巡る攻防が続き、12月に入り200EMAを上放れする展開となりつつありました。16日時点でもまだ200EMAから距離はありますが、再度200EMAに向けて下落するか注目されます。

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利上げを行った各国が利上げ収束モードに入る中で、ECBはラガルド総裁が更なる利上げもありえるとのタカ派的発言を15日に行い、金融緩和縮小ムードに釘を刺しユーロドルが下落しました。特に欧州債券市場が影響を受けており、独10年債金利は2%前後の水準から一時2.2%台まで上昇しました。また独長期金利の上昇を受けて独米長期金利差も拡大。2021年からレンジを形成していた独米10年債金利差は上方ブレイクしており、今後のユーロドルの上昇圧力となる可能性があります。

ただしユーロドルと逆相関の値動きを見せるドルインデックスは、8月の支持帯付近での値動きが継続中です。先週の米11月CPI後に下方ブレイクするかに見えましたが、最終的に支持帯に戻りました。ドルインデックスの支持帯を巡る攻防の行方も注目されます。

ラガルド発言を契機に動きを見せたユーロドルですが、今週もラガルド発言の影響が残るのか、ドルインデックス及び独米長期金利差の動向とともに注目されます。

ポンドドル(GBPUSD)

2週間続けての下落で再び200EMAの攻防に戻る。

ポンドドル週足は、上ヒゲの長い陰線を形成。2週間続けて陰線を形成しました。高いインフレの継続など経済状況悪化の中で、スナク政権発足からポンド高が続いたものの、2週連続の下落でポンド高は一服した形です。最終的に1.2140ドルで取引を終えました。

秋からのポンド高は、英株価指数FTSE100の上昇に牽引された形となっていました。しかし、FTSE100も12月1日が天井となりピークアウトしています。

またポンドドルもユーロドルと同様に、200EMAの攻防が続いた後に200EMAを上放れする値動きが見られていました。しかし先週の下落により、ほぼ200EMAに戻る形となりました。ポンドドルは200EMAを巡る展開が今週から再開します。

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イギリスは、ユーロ圏や米国に比べても物価高など経済状況が悪化中です。これまで経済状況とは逆にポンド高が進んだものの、経済状況を反映した為替状況となりつつあります。更に12月は様々な業種でストライキが発生しており、経済混乱の加速も懸念事項です。今後のポンドの行方は、ストライキの状況が鍵を握る可能性もあります。

年末相場入りしているなかで、ポンドドルは再度200EMAを巡る攻防を今週から再開します。200EMAとの攻防のままで年明けを迎える可能性もありますが、ストライキなど英国の経済及び社会状況にも注意が必要といえるでしょう。

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