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2022.12.12

FXON流 マーケット分析(12/5~12/11)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

先週の為替市場は、全体的に小動きの1週間に留まりました。年末相場で市場から離れる投資家が多い中で、サッカーWカップも決勝トーナメントに入り、更に米雇用統計明けで注目の経済指標もなく、小動きはやむを得ません。

周辺市場では、原油安の進展及び世界的な株式市場の上昇一服がありました。ただしドルストレート通貨関係で注目されたのは、カナダ中銀が今後の利上げ中止の可能性を示唆した部分。カナダ中銀は先進国の利上げのトップランナーです。同国の利上げ打ち止めの示唆は、今後の米国の利上げ打ち止めを想定させ、ドルの行方に影響を与える可能性があります。

今週は米・11月消費者物価指数(CPI)、FOMC、ECB政策金利発表とイベント盛りだくさんの週です。2022年最後のイベント週であり、先週分の値動きも一気に取り返しにくる可能性もあり、充分な注意が必要といえるでしょう。

今週の予測

ドル円(USDJPY)

11月消費者物価指数(CPI)とFOMCの結果を受けた最終的な方向性に注目。

先週のドル円週足は、上ヒゲの長い陽線を形成しました。先々週は大幅安となっており、約半値を戻した状態です。ただし日足を見ると、大きく動いたのは5日のみであり、12月1~2日の2営業日分の急落を、5日の急反発で戻したのみです。そして6日以降は値動きが少なくなり、横ばいの展開が続きました。

テクニカル的には、2日の時点で200EMA(200日移動平均線)にタッチしており、200EMAで反発が生じた状態です。200EMAで相場が反応するケースは少なくありませんが、今回も200EMAで相場が反応しました。

ドル円は200EMAで反発し、更に136円が支持帯となっています。そして今週は、13日が11月消費者物価指数(CPI)、14日がFOMCです。本年は秋頃からCPI発表で一気に値動きの生じるケースが相次いでいます。更にFRBパウエル議長は12月のFOMCから利上げペース鈍化の可能性を示唆しており、今回のFOMCは世界の注目を集めています。

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今週のドル円は2つの大型イベントの結果次第です。下落が進む場合は、12月2日の安値133.61円及び200EMAを割れてどこまで下落するか注目されるものの、節目価格130円への到達がポイントとなりそうです。

一方で上昇の場合は、10月の年初来高値と12月安値に引いたフィボナッチ・リトレースメントに注目。先週7日の時点でリトレースメント23.6%にはタッチしており、次の38.2%の140.6円台が目標値になります。

2つの大型イベントを受けてドル円は上下どちらに動くのか、今週の最終的な値動きの方向が注目されます。

ユーロドル(EURUSD)

二大イベントともにドルインデックスの行方を注視、再度下落して200EMAに向かう可能性も。

先週のユーロドル週足は、実体の短い上下にヒゲのある陽線を形成しました。方向感は出ていないものの、週足では3週間続けて陽線となっています。

先々週の末時点で、それまで攻防が続いた200EMAの上抜けがほぼ確定した状態でした。しかし先週は上下に小動きとなり、完全に200EMAを離れるには至っていません。ただし一時的に200EMAに近付きましたが、最終的に先々週末の終値に近い1.0532ドルで値動きを終えています。

200EMAから上放れの可能性が高い状態ながら、今週は11月米CPIとFOMCを控えており、方向性はそれら二大イベント次第です。下落が進む場合は200EMAの上方突破がダマシと見なされ、急落する可能性もあります。

一方で上昇の場合、2月高値と9月の年初来安値の間に引いたフィボナッチ・リトレースメント61.8%かつ5月に値動きが停滞した1.07ドル台が目標値です。

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ユーロドルは、ドルの他通貨に対する相対的な強さを表すドルインデックスと逆相関の値動きを見せることが多いです。現在のドルインデックスは8月の安値付近でそれまでの下落が止まった状態にあります。今後反発すれば、ユーロドルは下落に進む可能性が高まります。

今週のユーロドルは二大イベントの行方が左右するものの、ドルインデックスの行方にも充分な注意が必要といえるでしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

イギリスのストライキ次第では、ポンド急落を招く可能性も。

先週のポンドドル週足は、上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成しました。それまで4週間続けて力強い上昇を見せたものの、先週で上昇は一服しています。先週取引を終えた1.22ドル台は、6~8月にかけて値動きが停滞した水準であり、過去のサポート&レジスタンスが効いている状態です。

ポンドドルも日足を見ると、ユーロドルと同様に200EMAを上に抜けたところで値動きが停滞しています。ただしユーロドルと比べると、まだ完全に200EMAを上に抜けきっていません。今週の11月米CPIとFOMCを受けて、200EMAを振り切ることになるか注目されます。

ポンドは英経済が不調のなかで10~11月は上昇が続きました。12月に入り、イギリスでは様々な業種でストライキが発生し、混乱が生じています。ストライキの更なる拡大で社会混乱が拡大する場合、ポンドが一気に下落するリスクが否定できません。

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ポンドドルは直近ではユーロドルの値動きに類似の部分があります。しかしストライキの状況次第では、足元を一気にすくわれる可能性もあります。

今週のポンドドルを見る際は、二大イベントの行方に加えて、ストライキの状況にも注意が必要といえそうです。

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