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2022.10.24

FTON流 マーケット分析(10/17~10/23)

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為替市場の先週の振り返りと今週のポイント

"ドルの一人勝ち"、足元の為替市場はこの一言で表すことができます。ドル円の150円台到達が象徴的ですが、円以外の通貨でもドルは相対的な強さを発揮しています。各国が通貨安に頭を悩ませる中で、15日(土)にバイデン大統領がドル高容認発言を行い、先週はドル高が加速する形となりました。

しかし21日(金)の晩に、日本政府・日銀が為替介入を行いドルは急落。ドル円などのドルストレート通貨は、金曜日の晩にも関わらず大きな値動きが生じました。

今週は日本政府・日銀の為替介入を受けた後の為替市場となるため、24日(月)の出だしは非常に読みにくいです。また27日(木)ECB政策金利発表、28日(金)日銀政策金利発表と、中央銀行関連イベントが続きます。日欧ともにFRBに比べ中央銀行ができることは限られますが、今週は週の最初から気の抜けない1週間となるため、ポジション管理には充分な注意を払う必要がある週となります。

今週の予測

ドル円(USDJPY)

介入明けの値動きを注視、米長期金利及び金価格から上昇一辺倒に変化の芽も

ドル円は先週148円台で取引を開始し、151.9円台まで上昇しました。しかし21日(金)に日本政府・日銀の為替介入があり、最終的に147.64円で取引を終え、終わってみれば週足で陰線を形成しています。1週間の値動きは5円を超えており、乱高下した1週間となりました。

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介入は、150円は維持させない、という日本政府の強い意志を感じる結果となりました。今週のドル円は、為替介入がどの程度の影響を与えるか、が最大の注目ポイントです。介入によりドル円は人為的に引き下げられた面があり、早期に回復する可能性もあります。ただし、ドル円を引き上げてきた米長期金利が、21日に2年債と5年債で下落しました。また同時に金価格も急騰しており、日本政府・日銀の為替介入に注目が集まる一方で、周辺市場には変化の芽が生じています。

8月半ば以降のドル円は、130円台から150円台まで約20円上昇しておりロングのみで勝てる状態が続きました。しかし、150円台の維持はさせない、という日本政府の強い意志と米長期金利の変化や金価格の急騰を背景に、今週は下落の可能性も踏まえた対応が必要となりそうです。

ユーロドル(EURUSD)

節目価格1.0000ドルを前に次の材料待ちの状態続く

為替市場の注目がドル・円・ポンドに集まっており、足元ではユーロの注目度が下がっています。ユーロドルは2021年1月を天井とする長い下落トレンドが続く反面、10月は節目価格1.0000ドル目前で横ばい状態です。

ウクライナ危機が続く中で、ユーロ採用各国の景気も引き続き厳しい状態にあるため、ファンダメンタル的には依然として下押し圧力が強い状態です。

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今週も為替市場の注目はドル・円・ポンドに集まると予想されますが、27日(木)にECBの政策金利発表があります。ユーロ圏の物価高を背景にECBは利上げを加速させたい反面、ウクライナ危機でユーロ採用各国は経済的には厳しい状態にあり、利上げの加速に踏み込めないジレンマがECBにはあります。よって、今週のECB政策金利発表は利上げが予定されるものの無風の予想で、ユーロドルは小幅な値動きが続くと予想されます。しかし、ラガルド総裁が記者会見でタカ派的な発言を行うなどすれば、発言を契機にユーロドルが動意付く可能性も。その場合は、節目価格1.0000ドルの回復なるか、という点が注目されます。

ただし引き続き、次の材料及び値動き待ち、という状態が続く可能性が高いといえるでしょう。

ポンドドル(GBPUSD)

次期首相選考に向け一喜一憂する展開に

先週は英・トラス首相が辞任を発表し、英史上最速の首相辞任となりました。トラス首相が発表した経済対策は金融市場から総スカン状態となり、金融市場が発足早々のトラス政権に引導を渡すという、珍しい展開となっています。

トラス政権の経済対策で急落したポンドドルですが、経済対策の撤回発表とともに"往って来い"となり、一時1.03ドル台まで下落しましたが1.12~1.13ドル台に値を戻しました。先週まで2週間続けてローソク足は陽線を形成しており、経済対策発表前の振り出しに戻った状態です。

ポンドドルは、2021年5月を天井とする下落トレンドが継続中です。しかし直近の日足チャートを見ると、1.12ドル台を中心にペナントパターンを形成中と見ることができます。ペナントパターンは次の値動き待ちのパターンであり、経済対策騒動収束後のポンドは次の値動き待ちの状態です。トラス首相の辞任表明を受けて、今月中に英保守党は新首相を選出する方針ですが、ボリス前首相が出馬を表明するなど、すでに波乱の兆しがあります。

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経済対策騒動で忘れられていますが、英経済は10%を超える物価高もありユーロ圏よりも経済的には厳しい状態です。次期首相選考を巡る混乱などがあれば、足元の経済状態の悪さもあり、ポンドドルは下落トレンドを再開する可能性があります。今週28日にも保守党党首選の結果が判明するとされており、今週のポンドドルは次期首相選びの動向に大きく左右される展開が続くと予想されます。

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