先週金曜のドル円は、自民党総裁選の投開票を控え、正午前後から上昇傾向で、午後2時過ぎには146.48円の高値をつけました。

午後3時過ぎに、石破茂が自民党新総裁に選出されました。市場は強い円売りで反応して、146円台から143円台へ急落。その後も下落が続き、翌午前4時30分ごろに142.07円の安値をつけ、142.16円で週の取引を終えています。

月末かつゴトー日の本日は、午前7時頃から上昇して午前9時前に142.95円の高値をつけて、そこからは下落に転じています。

衆議院が解散され、10月27日に総選挙が実施される見通しがあり、日本の政局がドル円相場に影響を与える展開が続きそうです。

ドル円の1時間足チャート（9月30日 午後1時10分時点）を見ると、金曜日の急落後の調整局面と思われます。

（期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示）

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

• 22:45 米国 9月シカゴ購買部協会景気指数
• 26:55 米国 パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長、発言