2024.09.13 【9月13日】8月安値へ再トライ。ここを割り込んで今週の取引を終えるか
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前営業日(9月12日)の振り返り
前日のドル円は、東京時間から142円台で方向感のない展開が続いており、午後4時台に143.04円の高値をつけると、上値の重さに押されるように下落していきました。
午後9時30分にこの日の主な米国の経済指標が発表されました。米8月卸売物価指数(PPI)は、前月比では予想0.1%から結果0.2%と少し上昇しましたが、前年同月比では予想1.8%から1.7%と、わずかに悪化しました。コア指数も、前月比で予想0.2%に対して結果0.3%と良い数値が出た一方、前年同月比では予想2.5%に対して結果2.4%と、予想を下回っています。
米新規失業保険申請件数は予想通りでしたが、米失業保険継続受給者数は予想184.5万人に対して結果185.0万人と、少し悪い数値が出ています。いずれの結果に対しても、相場の反応は限定的でした。
その後142円台を推移していたドル円は、翌2時過ぎから下落を始めました。翌5時過ぎに141.72円の安値をつけ、そのまま141.80円で一日の取引を終えています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日のドル円は、寄り付きの少しあとから下降トレンドが続いており、午前11時30分過ぎに140.89円の安値をつけています。
ドル円の日足チャート(9月13日 午後0時10分時点)を見ると、前々日に抜けきれなかった安値141.68円を、途中経過ではありますが下抜けしています。下げきって週の取引を終えるかどうかに注目が集まります。
(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)
本日の主要な経済指標は以下の通りです。
- 23:00 米国 9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
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