FXONオフィシャルサイト

2024.09.09 【9月9日】夏の暴落相場の安値手前まで迫る。このラインにどう絡むか

この記事は:

に公開されています

に更新されています

前営業日(9月6日)の振り返り

先週金曜日のドル円は、午後4時ごろまでは下落トレンドでしたが、反発後から米雇用統計の結果を待つ間は上昇し続けました。

午後9時30分に米雇用統計が発表されました。8月失業率が前回4.3%から今回4.2%と予想通り改善したものの、8月非農業部門雇用者数は予想16.5万人に対して結果14.2万人と、弱い数字が出ました。前回値も11.4万人増から8.9万人増と下方改定されています。

今回の雇用統計の結果を、米労働市場のさらなる軟化の兆しだと市場は見たようです。発表直後のドル円は144円台をつけたものの、景気減速を懸念したポジション調整で円が買い戻されてドル円の下落が続き、翌0時ごろには141.77円の安値をつけました。その後下げ止まり、週の取引を142.43円で終えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日のドル円は、寄り付き直後の141.94円を底に反転上昇し、午前11時ごろに142.98円の高値をつけています。

ドル円の日足チャート(9月9日 午前11時55分時点)を見ると、8月上旬に発生した暴落の安値である141.68円に肉薄しています。ここを割り込んでいけるかがポイントになりそうです。

page_image page_image

(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日は、影響度が高い経済指標はありません。

この記事はお役に立ちましたか?

thumb_down いいえ
thumb_down はい

0人0人がこの記事が役に立ったと言っています

貴重な意見をいただきありがとうございます。

送信