日銀の金融政策決定会合で0.25％の利上げが決まりましたが、発表直後のドル円は一時上昇しました。その後植田総裁の会見では、予想以上にタカ派なスタンスが見られたことで円買いにつながりました。

ドル円は下落を続け、引け間際には節目の150円を割り込み、149.60円の安値をつけています。

本日のドル円は、午前中の時点でさらに安値を更新しています。午前10時30分過ぎには、148.50円の安値をつけました。

ドル円の1時間足チャート（8月1日 午後1時30分時点）を見ると、ボリンジャーバンドのミドルラインは右肩下がりで、ひと目見て分かる下降トレンドの形状です。

（期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示）

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

• 21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
• 21:30 米国 前週分失業保険継続受給者数
• 22:45 米国 7月製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）
• 23:00 米国 7月ISM製造業景況指数

ボラティリティが高まっている状態で、重要な経済指標の発表が続きます。ISM製造業景況指数は注目度が高く、結果次第で値動きが大きく変動する可能性があります。