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2024.04.11 【4月11日】CPIでインフレの根強さが示されてドル円は153円台を突破!

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前営業日(4月10日)の振り返り

前日のドル円は、午後9時30分に発表された、米国の3月消費者物価指数(CPI)の結果が上振れしたことで、一気に153円台に突入する大相場となりました。最終的にドル円は、引け寸前の153.24円が高値となっています。

CPIは、前月比が予想0.3%に対して結果0.4%、前年同月比が予想3.4%に対して結果が3.5%と、市場予想を結果が上回りました。同様に、コア指数も予想以上の数字が出ています。

このCPIの結果により、インフレ圧力はいまだ強いことがあらためて確認され、利下げ観測が大きく後退しています。FedWatch(フェドウォッチ)によれば、5月の金利据え置きはほぼ確定的。6月の据え置き確率は、1週間前の37.7%から81.4%に急上昇しています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日ここまでのドル円は、取引開始直後に153円を割り込んでからは、152円台後半での値動きとなっています。

ドル円の1時間足チャート(4月11日 午後1時20分時点)を見ると、これまでの高値を一気に上に抜けるとともに、ボリンジャーバンドのバンド幅が急拡大していることが読み取れます。

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(期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示)

本日の主要な経済指標は以下の通りです。

  • 21:30 米国 3月卸売物価指数(PPI)(前月比)
  • 21:30 米国 3月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
  • 21:30 米国 3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
  • 21:30 米国 3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
  • 21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
  • 21:30 米国 前週分失業保険継続受給者数

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