先週金曜日のドル円は、それまでの数日間と同様に続落し、146.48円と今月の安値を更新しています。日足ベースでは4陰連となっています。

この日は、米国の雇用統計が発表されました。2月非農業部門雇用者数変化（前月比）は予想の20.0万人に対して結果は27.5万人と予想を超えましたが、失業率は予想3.7％から3.9％に悪化しています。

平均時給も前月比が予想0.3％に対して結果0.1％、前年同月比が予想4.4％から結果4.3％と、どちらも予想を下回りました。

また、すでに発表されている1月の非農業部門雇用者数変化が、35.3万人から22.9万人に大幅下方修正されています。

今週のドル円は147.03円から取引を開始し、10時台には146.53円の安値をつけましたが、そこから反転しています。13時過ぎの時点では、146円台後半を推移しています。

ドル円の1時間足チャート（3月1日 13時00分時点）を見ると、継続して下降していることが確認できます。

（期間20のボリンジャーバンド、±1σ、±2σを表示）

本日は重要な経済指標や要人発言は予定されていません。