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2024.01.24 【1月24日】日銀は緩和策据え置きで日米金利差に基づく戦略が土台になる地合へ

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前営業日(1月23日)の振り返り

この日の日銀金融政策決定会合では、事前の予想通り大規模な緩和政策の維持が発表されました。

午後の植田総裁の会見では、基調的な物価上昇率が2%の目標に向けて徐々に高まっていく確度が、少しずつ高まっているという認識を示されました。

会見中にドル円は急落し、146.97円の安値をつけましたが、すぐに反転上昇して政策金利発表直後の高値を超えています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

今日のドル円は東京時間前半から下落傾向で、12時30分ごろには148円を割り込みました。

CMEのFedWatch ツールによれば、3月の利下げと据え置きの確率はほぼ五分五分となっています。日銀金融政策決定会合が何事もなく通過したため、日米金利差がただちに縮まる可能性は低く、金利差に基づいたドル買い円売りの地合がしばらく続くという考え方ができそうです。

となれば、150円への再トライはあるものとして準備した方が良いでしょう。

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