2024.01.12 【1月12日】CPIが上振れしてドル円急騰も、引けまでにほぼ戻る行って来い相場
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前営業日(1月11日)の振り返り
昨日の22時30分に発表されたCPI(消費者物価指数)は、全体的に予想を上回りました。インフレが根強いという判断から、早期利下げ観測が後退することで、ドル円は146.41円の高値をつけました。
しかし、日付が変わるくらいから下落に転じ、最終的にドル円は145.27円で引けています。これはCPI発表直前とほぼ変わらない価格であり、結局は行って来いの相場でした。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日のドル円は、前日後半の流れを引き継ぎ下落スタート。8時台には144.93円の安値をつけています。これはCPI発表直後につけた安値とほぼ同価格です。それ以降も下落傾向で、14時台には145円台前半の動きとなっています。
フェドウォッチでは、3月利下げ予想が今朝の段階で73.2%まで上昇しており、多くの市場参加者は3月からの利下げを予想していることが分かります。
今日は22時30分にPPI(卸売物価指数)が発表されます。CPIほどではありませんが、インフレの見通しを考える上で重要です。強い結果が出た場合は、ドル円上昇につながる可能性があります。
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