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2024.01.10 【1月10日】木曜発表のCPIは早期利下げ観測を前進させるか

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前営業日(1月9日)の振り返り

昨日のドル円は、午前中につけた143.41円の安値を底として反転上昇し、144.62円の高値をつけています。

この日は注目度が高い経済指標や要人発言はなく、木曜日にCPI(消費者物価指数)を控えていることもあり、明確といえるほどのトレンドは出ませんでした。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日はゴトー日ということもあり、早朝に144.31円の安値をつけてからは上昇に転じています。仲値が決まる9時55分を過ぎても流れは変わらず、正午過ぎに144.93円の高値をつけています。

木曜日に発表されるCPIは、上下の振れ幅が大きい経済指標であるため、発表されるまでは身動きがとりづらい側面があります。

現状では、前月比が前回0.1%・予想0.2%、前年同月比が前回3.1%・予想3.2%、前月比コア指数が前回0.3%・予想0.3%、前年同月比コア指数が前回4.0%・予想3.8%となっています。

全体的に良い数値が予想されており、それがドル高につながっています。予想外の悪い数値が出れば早期利下げ観測が強まり、ドル円の大きな下げを呼ぶ可能性もあります。

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