2024.01.05 【1月5日】利下げ開始が後ろ倒しムードの中、今夜は雇用統計
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前営業日(1月4日)の振り返り
前日のドル円は前々日に続いて続伸し、23時台に144.85円の高値をつけています。この上昇のエンジンになっているのは、米国の利下げ開始時期が遅くなるのではという見通しです。
また、元日に発生した能登半島地震の影響で、1月の日銀金融政策決定会合にてマイナス金利解除見送りになる可能性が高いと判断されたことも、円売りドル買いにつながっています。地震自体が経済に与える影響は限定的ですが、無理にマイナス金利解除をするタイミングは今ではないだろうという雰囲気が広がっています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日のドル円は144.51円で寄り付き、9時過ぎには144.86円の高値をつけています。そして13時前には144.95円と高値を更新しました。
このあと22時30分に雇用統計を控えているため、いつもなら様子見ムードが広がることが多いのですが、今年は年初からよく動いています。
先ほど述べた米国の利下げ開始時期後退の根拠の1つになっているのは、労働市場の堅調さです。雇用統計が予想を上回る結果になれば、ますます利下げ開始時期の後ろ倒しへ、市場の予想が傾くケースが考えられます。
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