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2024.01.04 【1月4日】綺麗に上げた前日の反動が来るか。雇用統計に向けてにらみ合いの展開も

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前営業日(1月3日)の振り返り

昨日のドル円は、綺麗な上昇トレンドを描きました。ロンドン時間に、今年の最高値を上に抜けると上昇のペースを速め、深夜の時間帯に143.73円の高値をつけています。

この日に発表された経済指標を振り返ってみましょう。ISM製造業景況指数は、前回46.7、予想47.1、結果47.4となり、前回と予想を結果が超えました。また、JOLTS(雇用動態調査)は、予想をやや下回る結果となりました。

なお、FOMCの議事要旨公表では、当面の高金利を維持する考え方が示され、早期の利下げ観測は後退しています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

前日に上げた反動もあり、今日のドル円は下落スタート。東京市場前半で、143円を一時割り込む値動きになっています。しかしそこから上昇し、16時時点では143円台半ばで推移しています。

今週金曜日には、おなじみの雇用統計があります。非農業部門雇用者数変化は、前回の19.9万人に対して、今回は17.0万人と弱めの予想が出ています。同様に失業率や平均時給も悪化することが織り込まれています。

雇用統計待ちで値動きが落ち着いていくこともよくあるので、ボラティリティの低下を感じたら、無理にトレードをしない選択肢もありです。

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