2023.12.27 【12月27日】日銀金融政策決定会合はハト派寄りの意見が多く午前の急騰を呼ぶ
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前営業日(12月26日)の振り返り
クリスマス明けの火曜日は、引き続き欧州の市場がほぼ休場となるボクシングデーのため、値動きに勢いはありませんでした。高値と安値の値幅は50pips強と、ここ2年間のドル円のボラティリティを考えると、動いていないに等しいといえます。
昔からよくいわれることですが、欧米の優秀な機関投資家は既に今年のプラス収支を確定させていて、クリスマス前から休暇に入ります。逆に年末まで必死にトレードをしているのは、今年の成績が悪い投資家であるといわれています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
9時前から突如としてドル円が急上昇を開始し、1時間も経たないうちに50pips以上も上がり、142.84円の高値をつけています。これは、今月18~19日に開催された、日銀金融政策決定会合の主な意見が公表された中で、利上げに慎重な意見が多かった影響によるものと考えられます。ハト派的な意見が多く出ました。
しかしその後は反落し、正午過ぎには142.43円まで下降しています。
本日は主要な経済指標、要人発言は予定されていません。前述の通り、市場参加者が少なくなってきているため、突然の値動きや停滞に要注意です。また、スプレッドが広がっていないか、トレード前にチェックした方が良いでしょう。
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