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2023.12.18 【12月18日】日銀がマイナス金利解除匂わせでドル円の暴落に警戒する

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前営業日(12月15日)の振り返り

先週金曜日のドル円は、1日を通じて流れがなく、141.42円~142.46円の価格帯を推移するレンジ相場でした。レンジとはいえ日足の高低差が1円あることから、全体的な相場のボラティリティは高いままといえます。

12月13日(水)のFOMCで利下げを検討していることが示され、大きく下落して以降は、調整波と思しき値動きが木曜日、金曜日と続いています。

東京市場の振り返りと今後の見通し

今週の東京市場の立ち上がりは、142.02円で寄り付いたドル円が、9時台には142.45円の高値をつけています。その後は反落し、先週後半と同じようなレンジ相場になっています。

今週の目玉は、今日から明日にかけて開催される、日銀の金融政策決定会合です。日本は2016年からマイナス金利政策を継続しており、それ以前を見ても2009年からゼロ金利が続いています。

この状態が、久しぶりに解除されるのではないかという見通しが広がっているだけに、12月19日(火)のお昼ごろに予定されている政策金利発表は注目です。この日に金利がいきなり変更される可能性は低いですが、今後の利上げを示唆するコメントがあれば、ドル円が大きく下がることになりそうです。

また、日銀金融政策決定会合の前日、あるいは前夜にメディアに情報がリークされ、激しく相場が動くケースが最近は多い点にも注意が必要です。

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