2023.12.15 【12月15日】市場のテーマは利下げ時期見極め。経済指標が下落のキーになるか
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前営業日(12月14日)の振り返り
前日のドル円は、12月7日の急落でつけた141.63円を一時ブレイクするものの、その水準で下降圧力は弱まり、もみ合い相場に移行しました。
最終的には141.85円でのフィニッシュとなっています。大きく下げてもあまり戻らないのは、背景に米国の利下げ期待があるからでしょう。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日はゴトー日かつ金曜日ということもあり、141.84円で寄り付いたドル円はゆっくりと上昇、142.46円の高値を10時前につけています。そこからは下落に転じており、始値である141.84円トライも視野に入る値動きです。
本日22時30分にはニューヨーク連銀製造業景気指数、23時45分には製造業やサービス業のPMI(購買担当者景気指数)など、中堅クラスの経済指標が複数控えています。
市場のテーマは利下げスタート時期の見極めに移行しており、ドルのさらなる弱さを示す結果が出た場合は、ドル円が大きく下げるケースも想定されます。
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