月曜日のドル円は、午前中から上昇していましたが、日銀関係者の「マイナス金利解除について日銀は今月急ぐ必要はほとんどないとの認識」というコメントが報じられると、「チャレンジング発言」で下げた分を巻き戻す買いが加速しました。

16時30分過ぎの急騰で146.45円の高値をつけて、そこから先はもみ合って1日の取引を終えています。

今日のドル円は9時前から下落を開始し、10時前に145.71円の安値をつけています。

本日の注目は22時30分に発表されるCPI（消費者物価指数）です。インフレの度合いを測る指標として、ここ数年は非常に重視されています。全体的に前回と同程度の数値が出ると予想されていますが、果たして結果がどうなるか注目です。

フェドウォッチによれば、今月、来年1月の金利は据え置きで、3月あるいは5月より利下げ予想の確率が一気に高まります。CPIの結果が、この流れを加速させるのか、それとも減速させるかに注目が集まります。