2023.12.08 【12月8日】植田総裁の発言で約550pips暴落した中、注目の雇用統計を迎える
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前営業日(12月7日)の振り返り
前日のドル円は147.30円の始値から下げ続け、27時前には141.63円の安値をつけて反発しています。5.5円ほどの高低差となる、フラッシュクラッシュレベルの大暴落となりました。
結果的にこの暴落のきっかけとなったのは、日銀植田総裁による「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」という発言。直後は大きなニュースとまではならなかったものの、次第に日銀の金融政策修正が意識され始め、継続的な下げにつながりました。
ドル円は141.63円の安値をつけたあと、セリングクライマックス的に上昇し、144.09円で引けています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日のドル円も下落スタートで、10時過ぎの時点で142.49円の安値をつけましたが、16時過ぎの時点では144.20円付近まで反発しています。
今日は22時30分に雇用統計が発表されます。労働市場の緩みが見られるかが焦点で、予想よりも悪い結果になれば、もう一段階のドル円売りも考えられます。
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