2023.12.06 【12月6日】JOLTSが予想より悪い中、ADP、そして本命の雇用統計へ
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前営業日(12月5日)の振り返り
昨日のドル円は、それなりの上下動はあったものの、寄引はほぼ同じ価格でした。日足で見ると実体がほとんどなく、上下にヒゲが伸びる形状となっています。
24時に発表された10月のJOLTS(雇用動態調査)求人件数は、予想の930万件に対して大きく下回る873.3万件となりました。その結果、ドル円は一時147.18円から146.55円まで下降したものの、そのあとは持ち直しています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日午前のドル円は上昇傾向で、正午前には147.39円の高値をつけています。
このあと22時15分には、雇用統計の前哨戦といわれる11月のADP雇用統計があります。前日のJOLTSに続いて、米国の雇用市場の勢いが鈍っていることが警戒される結果になれば、金曜日の雇用統計はかなりドル売りを織り込むかもしれません。
過去6年間、12月のドル円は下降しているというデータもあるため、買いを入れるにせよ損切りなしの放置は非常に危険といえます。
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