前日のドル円は安値圏から反発し、ロンドン時間には大きく上昇、148.50円の高値をつけています。

1時間足で見ると、11月21日に急落したときの安値である147.15円を下値に、綺麗なダブルボトムになっています。そして147.90円のネックライン超えで、さらなる上昇を呼び込みました。

なお、注目度が高かったPCE（個人消費支出）は、ほぼ市場予想通りの結果となり、値動きへはあまり影響を与えませんでした。

本日のドル円は寄り付きからは下落傾向。午前9時台には、先ほどお伝えした147.90円のダブルボトムネックラインを割り込んで、147.60円の安値をつけています。ですが、そこから反発して、16時過ぎの時点では148円台前半で推移しています。

今日は月初の金曜日ですが、雇用統計は12月8日に発表されることに注意。24時に発表されるISM製造業景況指数、25時のパウエルFRB議長発言に注目です。