2023.11.30 【11月30日】インフレ圧の最新状況が分かるPCE(個人消費支出)の結果に注目!
この記事は:
に公開されています
に更新されています
前営業日(11月29日)の振り返り
前日のドル円は、10時台に146.66円の安値をつけてから反発し、東京時間~ロンドン時間にかけて上昇しました。NY時間の23時過ぎに147.90円の高値をつけてからは、引けに向かって下落、147.23円で1日の取引を終えています。
この日に発表された四半期GDPの改定値は、前回4.9%、予想の5.0%に対して、結果は5.2%と予想以上の結果になっています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
午前のドル円は、午前に146.83円の安値をつけてからはもみ合いになっています。
今日の22時30分には、10月のPCE(個人消費支出)が発表されます。PCE(個人消費支出)は、米国におけるGDPの7割を占めるといわれる個人の消費を測る指標です。そして変動が激しい食品とエネルギーを除いたコア・デフレーターは、インフレ指標として重視されています。
現在の高金利は、インフレ対策によるものであり、インフレ後退を示す結果となれば、利下げが意識されてドル売りにつながると予想されます。
この記事はお役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています
貴重な意見をいただきありがとうございます。