2023.11.17 【11月17日】市場がドル売りの材料を探している?中堅クラスの経済指標にも要注意
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前営業日(11月16日)の振り返り
前日のドル円は、東京市場~ロンドン市場までは勢いに乏しいレンジ相場でしたが、22時30分に発表された新規失業保険申請件数をきっかけに大きく下落しました。
前回が21.7万件、予想が22.0万件に対し、結果は23.1万件と増加し、これは失業者が増えたということです。その結果、インフレ懸念が後退し、追加利上げの可能性低下と解釈され、ドル売りが先行しました。最終的にドル円は、150.28円の安値をつけています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
150.71円で寄りついたドル円は、週末ということもあって上昇し、仲値が決まる9時55分前後から一時下落に転じました。それ以降は持ち直し、150円台中盤で推移しています。
本日は22時30分に住宅着工件数、建設許可件数の発表があります。普段はそこまで重要度が高い指標ではありませんが、市場がドル売りの材料を探している時期は要注意。予想よりも良くない数字が出た際は、短時間に大きな下げとなる可能性が考えられます。
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