2023.11.16 【11月16日】CPIの下げを小売売上高で回復、151円台で上値が重い値動き
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前営業日(11月15日)の振り返り
前日のドル円は前々日のCPIによる下落を引き継ぎ、日中は150円台中盤で推移していました。
この流れが一変したのは、小売売上高などが発表された22時30分。前月比の小売売上高は前回が0.7%、予想が-0.3%のところ、結果は-0.1%と予想を上回りました。
その結果、ドル円は150.04円の安値から151.23円まで上昇、151円台を回復しました。それからも上昇トレンドは続き、151.36円で1日の取引を終えました。
なお、PPI(卸売物価指数)も予想を上回る結果となりました。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日のドル円は方向感がなく、151.11~151.42円のレンジで推移しつつ、東京市場からロンドン市場に移行しています。
本日は22時30分に新規失業保険、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、23時15分に鉱工業生産、24時にNAHB住宅市場指数といった、中堅どころの経済指標が発表されます。
151円を超えて上値はかなり重くなっているため、突然の急落には気をつけた方が良いでしょう。
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