2023.10.31 【10月31日】ドル円は事前リークで下落するも金融政策決定会合に新情報なく反発
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前営業日(10月30日)の振り返り
月曜日のドル円は、東京時間、ロンドン時間と値動きの方向性はありませんでしたが、22時ごろに日経で「YCCの再修正を議論する」と報じられたことで、一気に円高に傾き148.80円の安値をつけました。
これは、日銀の金利上昇をある程度容認するもので、円買い要因となる可能性を示す施策です。7月の会合時と同様、事前リークによって相場が大きく動いた形となりました。
東京市場の振り返りと今後の見通し
前述のような背景があって、日銀の金融政策決定会合を迎えたわけですが、結果から見るとドル円は大きく上昇しました。正午前から一気に上がり始め、15時前の時点で150.21円の高値をつけ、150円台を回復しました。
YCCの再修正を決定し、長期金利の事実上の上限だった1%をメドとし、一定程度を超えることを容認するとしています。また従来の大規模な金融緩和政策は維持されます。
今回の会合に関して、目新しい情報はないと市場が判断したことが、ドル円の反発に表れてます。
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