2023.10.13 【10月13日】CPIからインフレ沈静化は見えず、再び150円チャレンジに移行
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前営業日(10月12日)の振り返り
昨日のドル円は東京時間~ロンドン前半までは小さな値動きで推移していましたが、21時30分のCPI(消費者物価指数)の発表を契機として大きく上昇しました。
CPIは前年同月比で+3.7%、また前月同様の伸び率でありインフレ後退の兆しは見えず、それが利上げ期待を呼ぶことで、ドル買いにつながりました。前夜は149.82円の高値をつけ、再び150円付近に接近しています。
東京市場の振り返りと今後の見通し
東京時間のドル円は、今月前半同様、150円手前の攻防になっています。14時台に149.57円の安値をつけるも、すぐに反発し、もみ合いの状態です。
これまでの値動きを振り返ると、10月3日(火)には、日本時間夜の23時過ぎに150円を突破するものの、直後に暴落し147円台まで達してから長い下ヒゲを伸ばして反転しています。
その時に為替介入があったかどうかは不明ですが、市場参加者の多くが気にする価格帯にあることは間違いありません。あまりに急激な値動きになる場合、損切りの注文が入っていたとしてもその価格で決済されない危険性があるため、無理な取引は避けましょう。
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