2023.09.08 【9月8日】口先介入で急落するもののすぐに元の水準に戻る
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前営業日(9月7日)の振り返り
9月7日のドル円は、高値と安値を切り下げ続け、1日を通して下降トレンドとなりました。とはいえ、相場を大きく動かすほどの材料はなく、147.59円の始値に対して終値は147.26円でした。
21時30分に発表された、前週分の新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数は、どちらも市場予想より良かったものの、相場に新たな流れを作ることはありませんでした。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日の午前9時30分ごろ、鈴木財務相による「為替市場の動向を高い緊張感を持って注視」という発言があり、ドル円は147.25円付近から146.58円付近まで70pips近い急落となりました。
しかし相場の流れを作る要因にはならず、長い下ヒゲをつけ価格は発言前の水準に戻しています。14時過ぎの時点で、ドル円は147.20円台で推移しています。
本日はこれ以降も重要な経済指標はないため、テクニカル分析主体の値動きになりそうです。週末に向けて参加者が減っていくので、ボラティリティも縮小していくケースが考えられます。深追いは禁物かもしれません。
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