雇用統計の結果は、失業率が3.8％と予想よりも悪く、非農業部門就業者数は市場予想より良かったものの、前回分が下方修正されました。また平均時給から成長の鈍化が見られ、全体的に悪い結果だっため、ドル売りにつながりました。

しかしその後のISM製造業景況指数が市場予想を上回ったこともあり、ドル円は上昇に転じます。最終的には雇用統計発表前の水準を上回り、146.21円で引けました。

月曜のスタート価格はほぼ窓空きなしの146.15円。そこからはほとんど取引がなく、146.02円～146.24円の狭いレンジを往復しています。

本日9月4日（月）は米国市場が休場なので、これ以降もボラティリティが上がらないことが予想されます。トレードする場合は欲張りすぎずに切り上げて、明日以降の相場に期待する方が良いかもしれません。