2023.08.25 【8月25日】米長期金利上昇でドル独歩高、ドル円は一時146円へ
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前営業日(8月24日)の振り返り
ジャクソンホール会議が始まり、米国でのさらなる金融引き締めが示唆されることを市場は警戒して米長期金利が上昇、つられる形でドル円も上昇して145.95円の高値をつけました。
22時30分ごろにフィラデルフィア連銀のハーカー総裁が、「FRBは金融政策を十分講じてきた、おそらく政策金利は年内に動かないだろう」とハト派姿勢を見せ、146円寸前まで上昇していたドル円は145.43円まで下落しました。
直後、ボストン連銀のコリンズ総裁は「物価目標の2%はほど遠い、さらなる利上げの可能性がある」とタカ派姿勢を見せ、再びドル円は145.43円から145.93円まで上昇しました。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日の東京市場のドル円は前日と同様に、米国のさらなる金融引き締めが警戒され、長期金利と共に上昇しており、146.18円の高値をつけました。
ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演が23時5分に予定されているため、それまでは様子見の地合いとなることが予想されます。ドル円は直近高値圏を推移しているため、一服感での巻き戻しの下落にも注意したいところです。
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