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2023.08.17 【8月17日】米インフレ懸念で金融引き締め長期化の可能性、ドル買いで146円台へ

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前営業日(8月16日)の振り返り

前日のドル円は、ロンドン市場オープン直前までは145.30円台でしたが、22時15分に発表された鉱工業生産の結果が好調だったため、一気にドル買いが発生して、指標発表直後は145.93円をつけました。

その後、米国経済が堅調なことと、27時に発表されたFOMC議事要旨で「インフレに著しい上振れリスクがあり、さらなる金融引き締めが必要となる可能性」という一文から、ドル買いが加速し146.40円の高値をつけました。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日の東京市場のドル円は、146.55円をつけたあとは達成感からやや下落し、146.30〜146.50円で小幅推移しています。

本日は、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況指数の発表があります。雇用市場に関してはまだまだ強い印象ですが、製造業に関しては今週発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数の結果が弱ったため、今回のフィラデルフィア連銀景況指数も同様の結果となるかが、ドル円を左右する注目ポイントです。

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