2023.08.02 【8月2日】米国債格下げでドル円が下落、本日のADP雇用統計でドル安に転じるか?
この記事は:
に公開されています
に更新されています
前営業日(8月1日)の振り返り
前日のドル円は、日銀の臨時国債買入オペレーションの通知があってからドル高円安の流れを継続し、安値は142.21円、高値は143.54円をつけました。
23時に発表があったJOLTS求人件数や米国ISM製造業景況指数の結果はいずれも市場予想より悪化していたため、ドル円は142.87円まで下落しました。しかし、ISM製造業景況指数の内訳を見ると、新規受注指数が予想を大幅に上回ったことが好感材料となり、再び143円台に戻りました。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日の東京市場のドル円の下落は、東京市場オープン前に米国格付け会社フィッチレーティングスが米国債を格下げしたニュースが報道されたことによるもの。ドル円は142.69円の安値をつけました。
そのため本日のドル円は、米国債が格下げされた影響や21時15分に発表されるADP雇用統計の結果などで、ドル安に転じる可能性がある点に注意です。
この記事はお役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています
貴重な意見をいただきありがとうございます。