7月28日のドル円は、日銀金融政策決定会合でYCC修正が発表されると138.07円まで下落してその日の安値をつけました。しかし、金融緩和策は今まで通り継続されることから値動きは反転して円安となり、ドル円は141.17円まで上昇して高値をつけました。

7月27日26時ごろのYCC修正のリークで、緩和から引き締めへ政策変更がされるのではないかという思惑で下落していたドル円ですが、それを否定する形で28日は全戻しの値動きとなりました。

本日の東京市場のドル円は、10時ごろに日銀が臨時国債買い入れを行うという通知があり、これによって140円台から141円台まで急騰しました。141.75円の高値をつけたあと、現在も上値を試す動きが続いています。

本日はドル円に大きく影響する指標はありませんが、18時に発表されるユーロ圏実質GDPや月末フローによって急騰や急落が起こる可能性がありそうです。