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2023.07.28 【7月28日】前夜のリーク通りのYCC修正発表でドル円は往って来いの乱高下

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前営業日(7月26日)の振り返り

前日の東京市場のドル円は、YCC修正懸念からドル安・円高となり、オープン直後140.36円だったドル円は139.37円まで下落して安値をつけました。その後、21時30分の米国実質GDP第2四半期の発表で予想より上振れ、ドル円は140.12円から141.32円まで上昇しました。

米国経済の強さからドル買いが集中していましたが、26時ごろにYCC修正が日経からリークされるとドル円は一気に巻き戻され、138.76円の安値をつけました。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日の東京市場のドル円は、お昼過ぎの日銀政策金利発表が意識され、市場オープン直後は一旦もみ合いの流れでしたが、リークされた通りのYCC修正が発表されると、乱高下する展開となりました。なお展望レポートの内容から、金融緩和策は現状維持されるようです。

東京市場のクローズ直後、15時30分より植田日銀総裁の定例記者会見が行われるため、会見時のYCC修正についての発言でさらなる円高となるかが焦点となりそうです。

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