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2023.07.19 【7月19日】ドル円は139.00円を突破、植田総裁「インフレ達成にはまだ距離がある」

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前営業日(7月18日)の振り返り

前日のドル円は、東京市場オープンから緩やかな下落でスタートし、ロンドン市場オープン後には138.09円の安値をつけました。その後は138.00円をサポートとし138.09~138.40円の小幅レンジで推移しました。

21時30分に米国小売売上高の発表で、予想より下振れたため一気に137.67円まで下がりましたが、安値をつけた直後に「安定的な2%のインフレ達成にはまだ距離がある」という植田日銀総裁の口先介入でドル円は急騰しました。

東京市場の振り返りと今後の見通し

本日の東京市場のドル円は、昨晩にYCC修正の可能性を否定した植田総裁の発言から139円台を維持、139.20円近辺を推移しています。

ようやく方向感が見えてきたように思われるドル円ですが、前回高値である139.41円を超えられていません。円安方向に動きやすくなったことを念頭に置いてトレードしていきたいところです。

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