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2023.06.28 【6月28日】ドル円は昨年の為替介入水準に接近中

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前営業日(6月27日)の振り返り

前日のドル円は、東京時間では方向感なく小動きでしたが、ロンドン市場オープン後に行われたラガルドECB総裁のタカ派発言を受け、円売りが加速しユーロ円は157円を突破、それにつられる形でドル円も前回高値の143.80円を突破しました。

その後、一度143.30円前後まで戻すものの、アメリカの新築住宅販売件数が予想を大幅に上回る数字だったことから、ドル円は144.20円前後まで急伸しました。

東京市場の振り返りと今後の見通し

ドル円は、昨年行われた1回目の為替介入の水準145.90円を目前に控えています。1回目の為替介入当日のドル円のスタート価格が144円だったことから、要人発言のレベル感に注意していく必要があります。現在では「過度な変動は好ましくない」と発言がありますが、「あらゆる手段を排除しない」や「断固たる措置をとる」といった強気の発言が出てくる可能性があります。144円を割らずにキープされるかもポイントの1つですので、このあたりはかなり意識される価格となるでしょう。

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