2023.06.27 【6月27日】円安牽制発言を受けても堅調なドル円、再度高値をトライできるか?
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前営業日(6月26日)の振り返り
前日のドル円は、東京市場オープン前の神田財務官の円安牽制発言をきっかけに下落を始め、ロンドン市場オープン直後には松野官房長官が、神田財務官と同じ発言に加え「為替の動向を高い緊張感もって注視する」と発言すると、さらにドル円は下落し、142.90円前後と前日の最安値をつけました。
しかし、NY市場がオープンすると米株が堅調なことからリスクオンとなり、日本円売りが発生しました。その結果、143円70銭近くまで上昇するもその日の最高値は更新せず、一旦上昇は落ち着きました。
東京市場の振り返りと今後の見通し
本日の東京時間オープンでは大きな値動きはなく、前日終値の143.60円前後から143.30円前後のおよそ0.30円幅のレンジで推移しています。
前日の安値を見ると143円前後でサポートされており、ドル円が堅調なことから日本円売りが著しく見えますが、同時に円安牽制発言もあり143.50円より上は上値が重い状態が続いています。
ここからは、143.80円の高値を試せるかがポイントになります。
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